フランスが誇るバンド:MAGMA最初期のベーシストであり、脱退後もプロデューサー、あるいはエンジニアやサポート役としてMAGMAとは関わりを持っていたLaurent Thibault主導の下、当時のMAGMAのメンバーをほぼ全員巻き込む形で立ち上げられたスタジオ・プロジェクト:UNIVERIA ZEKTの'72年唯一作が新規リマスターの上'24年コレクターズ・エディションとしてアナログ・リイシュー!
当時のフレンチ・ロックシーンの中でもとりわけ異端的存在であったMAGMAのリスナー層の拡大を狙うべく'71年夏にChateau d'Herouville(エルヴィル城)にて録音/制作されたアルバムで、Teddy Lasry・Francois CahenらのペンによるCHICAGOやBLOOD, SWEAT & TEARSからの影響が強く出た"親しみやすい"ブラス・ロックやR&B調の楽曲で纏められた前半部から、実際にMAGMA本体でのライブ演奏も確認されている"Undia"をはじめとするChristian Vander作曲のMAGMA色の濃い楽曲を収録した後半部へと移行する、聴者を徐々にMAGMAの音世界へと引き込んでゆくアルバム構成となっている点が特徴。録音にはChristian Vander(drs/vo)・Klaus Blasquiz(vo/perc)・Teddy Lasry(sax/fl/org)・Yochk'o Seffer(sax)・Francois Cahen(p)・Francis Moze(b/org)らLouis Toescaを除く当時のMAGMAのメンバー全員に加え、Louisの代打として招かれたキューバ出身のトランペット奏者Tito Puentes(trp)、当時既にMAGMAを脱退していたClaude Engel(g)、同じく元メンバーのZabuことLucien Zabuski(vo)、ERGO SUMのLionel Ledissez(vo)らが参加。
更に本コレクターズ・エディションには、同じくChateau d'Herouvilleにて'71年7月に録音されたボサノヴァ調のパートで幕を開ける"Mekanik Destruktiw Kommandoh"の最初期バージョン(同年発表のコンピレーション盤『PUISSANCE 13+2』に収録されたテイクと同様)を収録した17cmサイズのレコード、Le Tritonにて撮影されたChristian Vander・Klaus Blasquiz・
Francis Moze・Laurent Thibaultへの本作にまつわるインタビュー映像データが入ったUSBキー、MAGMA研究家として有名なMemorizatorことJean-Christophe Alluinによる解説文を掲載したブックレットを添付。これぞ決定版といえる究極のリイシュー!
発売・販売元 提供資料(2025/01/16)