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ドイツ古典哲学と「学」の精神史 カントからヘーゲルへ

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フォーマット 書籍
発売日 2025年03月27日
国内/輸入 国内
出版社京都大学学術出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784814005659
ページ数 480
判型 A5

構成数 : 1枚

序 文
「ドイツ観念論」から「ドイツ古典哲学」へ
本書で扱う当時のドイツの状況
本書の問題設定と構成

第1部 ドイツ古典哲学の問題圏――スピノザとカント

第1章 一八世紀ドイツにおけるスピノザをめぐる論争
第1節 スピノザ論争「前史」――ドイツ啓蒙主義におけるスピノザ像の変遷:「宿命論」「無神論」としてのスピノザ
第2節 スピノザの「再発見」――一七五五年から始まる新たなスピノザ主義の萌芽と「汎神論論争」(一七八〇 ―一七八九年)の争点

第2章 カント哲学の遺産――カントvs.ヤコービ、マイモン
第1節 「建築術」としての哲学
第2節 ヤコービによるカント批判――「物自体」問題と「因果性」の超越論的使用
第3節 懐疑論からの応戦――サロモン・マイモンの「超越論的哲学」
(1)カントvs.マイモンの「神的な知性」論――カントの『超越論哲学試論』評から
(2)マイモンのスピノザ主義――神の「制限」と「窓のシャッターを閉めろ」の逸話

第2部 哲学の「根本原理」とその理論的進展――「理性」と「感情」

第3章 テュービンゲン・シュティフトにおけるフラットの「形而上学」
第1節 シュティフトの学術的環境
(1)シュティフトの教授
(2)シュティフトの学生たちと補習教師
(3)反カント陣営と親カント陣営との論争
第2節 フラットのカント論の源泉――ウルリッヒの『教程』におけるカントの「拡張」
第3節 「形而上学者」フラットのカント論――シュティフトの「超越論的哲学」受容
(1)フラットによるカント関連の書評の要点
(2)ヤコービ書評におけるフラットのヤコービ批判
(3)『断章』(一七八八年)の「因果性」理論――作為的理性と自然的信
第4節 フラットの形而上学的思惟――形而上学講義(一七九〇年)から
(1)フラットの講義の概要
(2)フラットのカント講義の特色――「因果性」をめぐって
(3)フラットの「因果性」論がドイツ古典哲学に残した影響

第4章 フィヒテの「知識学」の受容
第1節 「知識学」の基本的な課題
第2節 「知識学」は「スピノザ主義」か
(1)「主観的スピノザ主義」としての「知識学」
(2)「転倒したスピノザ主義」としての「知識学」

第5章 フィヒテvs.「批判的懐疑主義」
第1節 一七九三年一〇月の「階段での哲学談義」から『エーネジデムス』へ
第2節 フィヒテとフラットの「友情関係」――フラット的「因果性」から「事行」へ
第3節 マイモンの「連合体系」の非体系性
(1)マイモンの基本的な立場(I)スピノザ主義への批判
(2)マイモンの基本的な立場(II)「無限な知性」・「物自体」と「事実問題」
(3)フィヒテによるマイモンとの対決

第6章 フィヒテ―シェリングの知的交流――「知的直観」をめぐって
第1節 問題の所在――「スピノザ主義者」シェリング?
第2節 フィヒテとシェリングの知的交流
第3節 若きシェリングの介入――当時の論争における「自我」論文の立ち位置
(1)「知的直観」をめぐって
(2)シェリングにとってのスピノザ哲学
第4節 「自我」論文における「知的直観」論
第5節 スピノザ主義とフィヒテ主義のあいだに立つシェリング

第7章 「私たちの精神の連盟の <...

  1. 1.[書籍]

ヘーゲルの『精神現象学』は徹頭徹尾時代の産物であり、先行者と同時代の人々との論争なくしては成立しなかった。カントの『純粋理性批判』の登場という衝撃によって生まれた様々な哲学論議、とりわけその中で醸成されたスピノザ主義を軸に検討し、時代のコンテクストをも踏まえながら、ヘーゲル哲学を「学」の構想のもとに位置づける。

作品の情報

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著者: 久冨峻介

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