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格差の"格"ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

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フォーマット 書籍
発売日 2025年01月20日
国内/輸入 国内
出版社朝日新聞出版
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784023323865
ページ数 240
判型 46

構成数 : 1枚

第1章 分ける、分かる、分け合う--違和感との出会い
第2章 格--の差?
第3章 能力--二の句が継げない「カルチャーフィット」
第4章 自己肯定感--自信を持てるように頑張ろう?
第5章 矛盾--ヒューマニティを取っ払う先
第6章 ガチャ--確約は正義なのか?
第7章 つぶしが利く--汎用化が孕む凡庸化リスク
第8章 自立--した人間とは?
第9章 覚悟--結果論かつ強者の論理
第10章 成長--後退、停止、逡巡の価値
第11章 自己責任--応答からはじめる関係性
第12章 リスキリング--「生き残り」をかけるのは誰?
第13章 タイパ--納得した感
第14章 本当に困っている人--絶望選手権と化す裏の顔
第15章 対話--見え透ける特権性
第16章 人となり--組織の問題を個人化する装置
第17章 ウェルビーイング--連帯のかけ声になりにくい理由
第18章 赦す--広い心と笑顔があればいいのに?
第19章 メリット--という気まぐれ
第20章 躊躇--躊躇うことを躊躇わない実践者であるために
付録 岐路に立つあなたへ贈る読書案内

  1. 1.[書籍]

いつもゴキゲンで、新しい"規範"にのっかれる人だけが、「しあわせ」に生きられるってことで、いいの? 「タイパ」「自己肯定感」「ウェルビーイング」「自立」「リスキリング」「ご機嫌」「成長」「つぶしが利く」……。社会でもてはやされる「よりよい生き方」「しあわせになるには」を疑い、軽やかに解きほぐす20の問い。「社会をよくしようとして、悪くなっていないか?」と著者は考える。再考すべき"岐路"に、私たちは立っているのではないか。違和感をなかったことにせず、未来のために現状を問い直す一冊。

「『わかる』とは?に挑んだ意欲作。『要するに』病の人にこそ、ぜひ読んで欲しい」――著述家・山口周氏推薦!

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