| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1989年07月11日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Orfeo |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | C150852 |
| SKU | 4011790150222 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 02:53:00

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🎵ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob.XXI-2
ガブリエル:マーガレット・マーシャル
ウリエル:ヴィンソン・コール
ラファエル:グウィン・ハウエル
エヴァ:ルチア・ポップ
アダム:ベルント・ヴァイクル
バイエルン放送合唱団
バイエルン放送交響楽団
指揮:ラファエル・クーベリック
通奏低音はチェンバロとチェロ。
チェンバロ:ヘトヴィヒ・ビルグラム、チェロ奏者の記載はありません。
録音は1984年6月です。
クーベリックの珍しいハイドンの録音のひとつです。大きなオーケストラを使いながらも、端正で美しい物語りを描いています。テンポもゆったりとした、歌詞をしっかりと歌わせるスタイルに好感がもてます。ソロはスコア通りの歌唱。アインガンクや装飾を加えることはありません。オーケストラは声楽の伴奏という姿勢がみえる演奏(録音)てす。
そんな中、第2部の生命賛歌での生き生きとしたアリアや合唱が見事です。
歌手では清冽で感情豊かなマーシャルに注目でしょう。ただ 80年代らしくビブラートを掛けての歌唱が 今となっては惜しい感じもします。
アダムとイヴの世界を描いた第3部で歌手を変えています。2人の温かみのある声に変わり 2曲の二重唱の表情が際立っています。
最後に唯一 残念だったのが、多くのディスクと同様、第2部の途中で2枚目のディスクに交換という編集です。できれば ストーリーに合わせて、1枚目に第2部の最後までを収録してもらいたかったです。
20世紀後半の『天地創造』を現代オーケストラと大型の合唱で演奏したスタイルのなかで、豪華絢爛な演奏とは異なる、ハイドンの素顔(スコア)がしっかりと見える演奏です。その代表ともいえる バーダー盤やドラティ盤に並ぶアルバムになります。