七つのコスモス プロトコスモスからミクロコスモスまでの極限の宇宙哲学

宇宙は7つのコスモスからできている
宇宙とは? 人間とは? 死とは?
神秘主義哲学者・松村潔の答がここにある。

7つのコスモスとは、
第一宇宙 プロトコスモス 創造の光においての絶体、あるいはブラフマン
第二宇宙 アヨコスモス 全世界、全太陽、あるいはトリグナの不安定な流動
第三宇宙 マクロコスモス 星雲、銀河、恒星ネットワーク、あるいはValis
第四宇宙 デュートロコスモス 太陽系、下に向いた太陽
第五宇宙 メゾコスモス 全惑星意識、惑星界
第六宇宙 トリトコスモス 人間世界、メンタル体、アストラル体、エーテル体、肉体
第七宇宙 ミクロコスモス 月、内側から見た個人全体、あるいは物質

「この宇宙は、もっとも大きな範囲において、七つのコスモスで構成されている。この一つのコスモスも、内部的に七つに分割できる。この七つのうちの一つも、また内部的に、七つに分割できるという構造です。」
「この宇宙の生命存在は、さまざまな振動密度のところに存在しています。大天使、天使、人間、脊椎動物、無脊椎動物と、さまざまな生命が並んでいますが、生命存在は、この七つのコスモスの模造でもあり(これをミクロコスモスと言う)、それぞれが、この大なる七つのコスモスの構造を内部的に再現しています。」
「大なる七つのコスモスには、上に絶体、すなわち無があり、下に絶体、すなわち無があります。無で括っているのだと言えます。生命存在も、この模型として、上に無があり、下に無があり、この中を、七つの区分に分けています。しかし範囲としては、七つのコスモスに比較すると、ずっと小さいものです。」
(以上、「まえがき」より)

「13チャクラ体系、神智学の七つのボディー、七つのコスモスをすり合わせながら説明していくと、具体的でわかりやすくなる。13チャクラの特徴としては、マリア・ステファノが言っていたような七つのボディーの中の肉体に、従来言われている七つのチャクラが封入されているのだということになる。ここを混同しないようにすべきだ。」
「フラワー・オブ・ライフの特徴は、この中にヴェシカパイシスがあることだが、メルキゼデクが図中に書き入れた黒い太線のように、この中には生命の樹もまた入っている。生命の樹は惑星に対応させることができる。カバラやゴールデンドーンではそういうことをよくしている。」
「地球時間に依存し、なおかつ時間と「私」を一体化して分離せず、規則的な時間に完全に依存して生きている状態から私たちは脱しなければならない。ミンコフスキー時空、つまり直線上の一方向的に動く時間に依存し、あたかもそれがないかのように考えてしまう生き方から成長していかなくてはならないのだ。」
(以上、本文より)