ニューオーリンズ発ヒップホップ/ディープ・ファンクの革新的ブラスバンド、ホット・エイト・ブラス・バンドが最新アルバムを〈Tru Thoughts〉からリリース!!
ファンク、ヒップホップ、ラップ、そして地元ニューオーリンズのスタイル「バウンス」を取り入れ、熱いグルーヴを紡ぎ出すホット・エイト・ブラス・バンド。2012年にアルバム『The Life & Times Of...』がグラミー賞にノミネートされ、2022年のグラミー賞では、共演者であるジョン・バティステのアルバムで見事、最優秀賞に輝いた。
今までに、モス・デフ、ローレン・ヒル、メアリー・J・ブライジ、ベースメント・ジャックスなどと共演し、ジャンルやトレンドを超越して活躍してきた彼らがアルバム『Big Tuba』をリリースする!
10曲入りの本作は、故郷ニューオーリンズの正統派ジャズを追求したものであり、タイトル曲「Big Tuba」を筆頭に、ビル・ウィザースの「Ain't No Sunshine」やアル・グリーンのヒット曲「Let's Stay Together」などを収録。アルバム・タイトルは、2021年に亡くなったバンドの共同創設者兼スーザフォン奏者ベニー・ピートへの賛辞となっている。
「2021年9月6日、俺たちは最愛のバンドリーダー、ベニー・ピートを亡くした。 彼は単なるリーダーというだけでなく、ミュージシャン仲間やその家族の心の支えだった。どんなに辛い状況に立たされても、逆境に負けることなく音楽を続けるよう、いつでも俺たちを励ましてくれた」
発売・販売元 提供資料(2024/12/17)
ジョン・バティステへの客演で2022年にグラミーの栄誉に浴するものの、同時期にはリーダーのベニー・ピートを病で失うという不幸にも見舞われた彼ら。この8年ぶりのフル・アルバムはそのベニーに捧げた一枚で、セカンドライン・ファンクの本領というべき賑々しい音を天に放つ。ラストはアル・グリーン"Let's Stay Together"を切々と歌い、余韻を残して終幕する。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.495(2025年2月25日発行号)掲載)