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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年01月07日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | ナカニシヤ出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784779518331 |
| ページ数 | 280 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
まえがき (園山大祐)
序 章 各国の早期離学に対するさまざまな実践から考える
(園山大祐)
1 はじめに
2 EU の現状
3 なぜ学校を離れるのか:日本との違い
4 本書の目的:各国の事例研究から
5 読み進めるにあたって
第I部 予防と介入の実践例
第1章 予防・介入の取り組みにみるドイツの早期離学対策:多職種連携に取り組むハンブルクを事例に(布川あゆみ)
1 はじめに
2 早期離学者の定義と対策の重点
3 ハンブルクにおける予防・介入措置:ReBBZゾンネ
4 おわりに
第2章 ドイツの不登校・早期離学と学校外の教育機会としてのソーシャルワーク(辻野けんま)
1 はじめに
2 ドイツにおける不登校・早期離学と就学義務
3 事例1:新たな青少年援助を展開するBW州A市
4 事例2:民間財団のソーシャルワークが学校・行政と連携するNS州B市
5 考察課題
6 おわりに
ドイツの教育制度(図)
第3章 早期離学の抑制に取り組むイギリスの学校:困難を抱える若者を支えるコンテニュー・プラス・アカデミー(小山晶子・菊地かおり)
1 はじめに
2 早期離学/ニートの問題へのアプローチ
3 コンテニュー・プラス・アカデミーの取り組み
4 おわりに
イングランドの教育制度(図)
第4章 ベルギー・ブリュッセル首都圏地域の早期離学対策における「予防」と「介入」戦略:フランス語圏の「AMO」と「SAS」の役割に着目して(見原礼子)
1 はじめに
2 ベルギーにおける早期離学対策
3 「予防」と「介入」段階での代表的な取り組み
4 「介入」段階における教育実践
5 おわりに
ベルギー・ワロニー・ブリュッセル連盟の教育制度(図)
第5章 オランダにおける早期離学の予防・介入・補償:ロッテルダムの学校と地域の若者支援ネットワークを事例に(福田紗耶香)
1 はじめに
2 本章で扱う事例の予防・介入・補償としての位置づけ
3 学校内での早期離学の予防
4 学校外での早期離学の介入
5 切れ目ない早期離学者支援ネットワークの構築はいかにして実現可能か
オランダの教育制度(図)
第II部 補償の実践例
第6章 スペインにおけるセカンドチャンススクールの「補償」的役割:公立バサウリ基礎職業訓練学校の事例から(有江ディアナ)
1 はじめに
2 スペインにおけるセカンドチャンス教育
3 セカンドチャンススクールの取り組み
4 事例:公立バサウリ基礎職業訓練学校
5 セカンドチャンススクールの「補償」的役割の考察
6 おわりに
スペインの教育制度(図)
コラム1 フランスのセカンドチャンススクール(2CS)(園山大祐)
第7章 ノルウェーにおける早期離学者への支援:オスロにおける補償教育の事例(中田麗子)
1 はじめに
2 早期離学の状況と対策
3 高校におけるフォローアップサービス(OT)
4 ダーレオーエン・アカデミーにおける教育プログラム
5 おわりに:共通点と示唆
ノルウェーの教育制度(図)
第8章 エストニアにおける早期離学への予防・介入・補償:小国の小規模なインクルーシブ環境(丸山英樹)
1 はじめに(政策の概要と文化的背景)
2 事例の位置づけ
3 補償:「最後の砦」となる学校
4 おわりに
エストニアの教育制度(図)
第9章 早期離学率減少に向けたポルトガルの教育改革と補償の取り組み:セカンドチャンススクールに注目して(二井紀美子)
1 はじめに
2 ポルトガルの早期離学問題に対する政策的アプローチの特徴
3 シントラ2CS(シントラ校)の実践
4 おわりに
ポルトガルの教育制度(図)
第10章 フランスの小規模高校「ミクロ・リセ」から問い直す「学校」像(島埜内恵)
1 はじめに
2 フランスの早期離学対策におけるミクロ・リセの位置づけと基本枠組み
3 ミクロ・リセの特質
4 ミクロ・リセという事例から問い直す「学校」像
5 おわりに
フランスの教育制度(図)
コラム2 パリ市立成人夜間高校(LMA)にみる再チャレンジの取り組み(園山大祐)
第11章 スウェーデンにおける早期離学対策の実践:包括的で柔軟な取り組み(本所 恵・林 寛平)
1 はじめに
2 セーフティーネットとしての教育制度
3 スウェーデンにおけるセカンド・チャンス・スクールの設置
4 ノルショッピンのセカンド・チャンス・スクール
5 ノルショッピン市のIMとKAA
6 セカンド・チャンス・スクールの特徴:IMでもあり独特でもある
早期に学校から離脱する若者たちに対して,ヨーロッパの各国はどのような対策を現実に行っているのか。
ドイツ,イギリス,ベルギー,オランダ,スペイン,ノルウェー,エストニア,ポルトガル,フランス,スウェーデン,および日本の教育現場への調査から政策の実態を明らかにし,若者たちにとって必要な「教育」,「場所」について検討する。
政策編である『学校を離れる若者たち―ヨーロッパの教育政策にみる早期離学と進路保障』の,日本の状況への示唆に富んだ続編書籍。
●執筆者紹介(章・コラム執筆順,*は編者)
園山大祐*
大阪大学人間科学研究科教授
担当:まえがき,序章,コラム1, 2, 6,あとがき
布川あゆみ
東京外国語大学アカデミック・サポート・センター准教授,センター長
担当:1章
辻野けんま
大阪公立大学文学研究科准教授
担当:2章
小山晶子
東海大学国際学部教授
担当:3章
菊地かおり
筑波大学人間系助教
担当:3章
見原礼子
同志社大学グローバル地域文化学部准教授
担当:4章
福田紗耶香
長崎大学多文化社会学部助教
担当:5章,編集後記
有江ディアナ
大阪大学大学院国際公共政策研究科特任助教,世界人権問題研究センター専任研究員
担当:6章,編集後記
中田麗子
信州大学大学院教育学研究科研究員,長野短期大学非常勤講師
担当:7章
丸山英樹
上智大学総合グローバル学部教授
担当:8章
二井紀美子
愛知教育大学教育学部教授
担当:9章
島埜内恵
白鴎大学教育学部専任講師
担当:10章
本所 恵
金沢大学人間社会学系准教授
担当:11章
林 寛平
信州大学大学院教育学研究科准教授,ウプサラ大学教育学部客員研究員
担当:11章
川端映美
大阪大学人文学研究科博士後期課程
担当:コラム3
斎藤里美
東洋大学文学部教授
担当:コラム4, 5
塩澤広大
大阪大学人間科学部卒業
担当:コラム6
池田賢市
中央大学文学部教授
担当:終章

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