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潮音 第二巻

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フォーマット 書籍
発売日 2025年02月26日
国内/輸入 国内
出版社文藝春秋
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784163919478
ページ数 424
判型 46

構成数 : 1枚

第二十五章 大獄の始まり
第二十六章 お雪
第二十七章 桜田門外の変
第二十八章 目明しの町
第二十九章 飛脚屋の女房
第三十章 隠密御用
第三十一章 薩摩屋敷
第三十二章 騒乱前夜
第三十三章 せご屋
第三十四章 伏見寺田屋
第三十五章 血気
第三十六章 幕府の綻び
第三十七章 ふたたび京へ
第三十八章 偽者
第三十九章 雪の京
第四十章 刺客
第四十一章 馬関砲撃
第四十二章 薩英戦争
第四十三章 八月十八日の政変
第四十四章 池田屋事件
第四十五章 禁裏への道
第四十六章 大火
第四十七章 禁門の変
主要登場人物表
江戸時代の単位換算表・富山の薬売りの専門用語

  1. 1.[書籍]

幕末・維新の動乱を描く宮本文学初の大河歴史小説、いよいよ佳境へ!
時代は江戸幕府最末期の安政から元治年間。薬売りとして一本立ちした川上弥一は、京に拠点を移す。寺田屋事件、池田屋事件と血なまぐさい騒動が続く京で、弥一は旧知の薩摩藩士・園田矢之助らと呼応しながら、人の命を救うために戦乱の町を奔走するーー。

<全四巻から成る大河小説。読みごたえがある。
武士や権力者ではなく、市井の人間が激動の時代を懸命に生きる姿が見事にとらえられているのは宮本輝ならでは。>
ーー川本三郎氏(評論家)「毎日新聞」2025年6月7日付の書評より
<宮本文学の代表作の一つとして、長く読み継がれる作品になるだろう>ーー重里徹也氏(文芸評論家) 「東京新聞」2025年5月31日書評より
<日本各地を回った富山の薬売りの鋭い観察眼と時代認識を通して、黒船来航から王政復古を経て西南戦争にいたる平和と変革の時代を描く雄渾な文学作品>
ーー山内昌之氏(東京大学名誉教授)「週刊文春」2025年2月27日号の書評より
<「一身にして二生を経る」ほどの幕末維新の激動を乗り越えた日本人のたたずまいが巨匠の筆で活写されている。この小説は混沌の現代を生きる私たちの心の支えだ。>
--磯田道史氏(歴史学者・国際日本文化研究センター教授)

全四巻それぞれに違った著者直筆の「ことば」が入った初回配本限定特典「讀む藥」付。

作品の情報

メイン
著者: 宮本輝

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