unreleased＜生産限定盤/イエロークリアヴァイナル＞

2024年、浜松どまんなか祭の野外ステージによる再結成劇では、終演後のサイン会に大勢のファンが涙を流して駆けつけていたのが非常に印象的だったVINYL。再活動に期待が高まる中、イエローのクリアヴァイナル仕様で『unreleased』のリリースが決定。アコースティックギターの響きも印象的な「ずっとそばにいて」のオリジナルヴァージョン筆頭に、福井祥史の突き抜けるような歌声の魅力、鈴木新のギターハーモニーが胸を熱くする「これから」「Don't Wanna Miss You」「雨が止んだら」、抜群のサビメロが待ち受けるハードなスピードチューン「keep my secret」「昨日にまさる愛しさの」、『Go to VINYL』のクロージングナンバーでもあった名インスト「Thank you」 は最新アレンジのヴァージョンで収録。どの曲もVINYLならではの歌心たっぷりの大人のロックナンバーであり、ギターファンを唸らせる鈴木新の華麗なギタープレイと、歌詞を伝えることを重視しつつシャウティにも歌い上げる福井祥史によるマジックが堪能できる。 (C)RS

1995年にD'ERLANGERの二代目ヴォーカリストであり、STRAWBERRY FIELDS のシンガーである福井祥史、元黒夢のギタリスト、鈴木新によって結成されたのがVINYL(ヴィニイル)だ。
かのhide(X JAPAN,hide with Spread Beaver)のバックアップもあり、翌年9月、千葉マリンスタジアムで行われた伝説的野外フェス「LEMONed presents hide Indian Summer Special」にも出演している。さらに1997年9月には日清パワーステーションにて初ワンマンライブを成功、11月に1st シングル「とまらない鼓動」でニュートーラスよりメジャーデビュー。「とまらない鼓動」は『進め! 電波少年』のエンディングテーマとして起用されたほか、その後番組『進ぬ! 電波少年』でも1998年リリースの2nd シングル「20世紀のマスタード」がエンディングテーマに。同年末には現時点では唯一となるオリジナルアルバム『Go to VINYL』をリリース。ムーンライダーズのギター番長・白井良明がプロデューサーとなり、福井祥史の爽快感あふれるパワフルなヴォーカルによるポピュラリティあふれるロックナンバーとともに、鈴木新によるギターオーケストレーション、さらにギターインストも織り交ぜた名盤に仕上がった。
ところが『Go to VINYL』未収録の3rdシングル「ずっとそばにいて」をリリースするも翌年に活動休止してしまう。それだけに2024年、浜松どまんなか祭の野外ステージによる再結成劇では、終演後のサイン会に大勢のファンが涙を流して駆けつけていたのが非常に印象的だった…。再活動に期待が高まる中、イエローのクリアヴァイナル仕様で『unreleased』のリリースが決定。
アコースティックギターの響きも印象的な「ずっとそばにいて」のオリジナルヴァージョン筆頭に、福井祥史の突き抜けるような歌声の魅力、鈴木新のギターハーモニーが胸を熱くする「これから」「Don' t Wanna Miss You」「雨が止んだら」、抜群のサビメロが待ち受けるハードなスピードチューン「keep my secret」「昨日にまさる愛しさの」、『Go to VINYL』のクロージングナンバーでもあった名インスト「Thank you」 は最新アレンジのヴァージョンで収録。どの曲もVINYLならではの歌心たっぷりの大人のロックナンバーであり、ギターファンを唸らせる鈴木新の華麗なギタープレイと、歌詞を伝えることを重視しつつシャウティにも歌い上げる福井祥史によるマジックが堪能できる。
リリース楽曲が少ないVINYL ゆえ、まさにロックファン待望の一枚であり、今後の展開がより一層愉しみになるキャッチーな仕上がりとなった。