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カウンセリング再発見 それはフェルトセンスから始まった

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フォーマット 書籍
発売日 2025年02月19日
国内/輸入 国内
出版社創元社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784422118352
ページ数 248
判型 A5

構成数 : 1枚

序 章 カウンセリングを問い直す
第1章 フェルトセンスとは何か
1 フェルトセンスはいかなる体験なのか
2 体験過程とはいかなるプロセス(作用)なのか
3 人はいつも全体を体験する―フェルトセンスと「全体」
4 意味はいかにして立ち現れるのか
5 フェルトセンスは「カラダ」の知
6 体験はいかにして生の可能性を指し示しているのか
7 フォーカシング指向心理療法とフェルトセンス革命

第2章 カール・ロジャーズのカウンセリング論再発見
1 カール・ロジャーズとフェルトセンス
2 非指示的心理療法の時期――「傾聴」が否定されることになった経緯
3 クライエント中心療法の時期――中核3条件が意味するところ
4 パーソン・センタード・セラピーの時期――フェルトセンス革命はロジャーズを変えていた

第3章 [理論]カウンセリングでは何が起こっているのか――体験過程モデルが描く人間観
1 心理学諸理論における人間観
2 面接事例の提示
3 カウンセリングでは何が起こっているのか――体験過程モデルの人間観

第4章 エイジアン・フォーカシング・メソッヅ
1 マインドフルネスとフォーカシングをめぐる回想と展望
2 エイジアン・フォーカシング・メソッヅ(iFocusing)の導入
3 観想法(The Focusing of Observing Thoughts)
4 観我法(The Focusing on observing selves)
5 青空法(Blue Sky Method)

第5章 〈フェルトセンス・表現と変容〉のプロセス――その実践ガイド
1 漢字一字で表す
2 「アニクロ」―生きざまを動物として表現してみる(iFocusing)
3 クリアリング・ア・スペース
4 フォーカシング
5 「シカゴ・スタイル・リスニング」

エピローグ
1 「書く」ことによって発想が推進される
2 フォーカシングと私―狭間でのめぐり逢い
3 ユージン・ジェンドリンの故郷ウィーンへの巡礼の旅

参考文献
索引

  1. 1.[書籍]

フォーカシングの創始者ユージン・ジェンドリンから直接指導を受けた、日本のフォーカシングの第一人者による、カウンセリング理論の再構築。

カウンセリングでは何が起こっているのか。カウンセリングで何が変わるのか。

心の問題は「取り除く」ことも、「修繕する」こともできない。そもそも人の体験は前概念的で、あらかじめ言葉や概念で構成されていない。カウンセリングの役割は、その「いま・ここ」の体験をクライエントが理解するのを手伝い、クライエントの生に変容をもたらすことである。

近代的カウンセリングの祖カール・ロジャーズの理論に対する日本的誤解から、ユージン・ジェンドリンによるフェルトセンスの発見、フォーカシング指向心理療法の形成と従来の心理療法との違い、さらには著者独自のフォーカシング・メソッヅまで、理論と実践を往還しつつ説き明かす。

作品の情報

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著者: 池見陽

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