セルジュ・ゲンスブールやジェーン・バーキンとの仕事や、マイク・パットンとのコラボでも知られるフランスの伝説的な作曲家/プロデューサー、ジャン・クロード・ヴァニエ。マルセイユ出身の有名なマンドリニスト、ヴィンセント・ビアー=デマンダーとの出会いから生まれたアルバム『ジャン・クロード・ヴァニエ・エ・ソン・オルケストル・ドゥ・マンドリーヌ』をイピキャック・レコーディングスよりリリース。 (C)RS
JMD(2024/12/11)
セルジュ・ゲンスブールやジェーン・バーキンとの仕事や、マイク・パットンとのコラボでも知られるフランスの伝説的な作曲家/プロデューサー、ジャン・クロード・ヴァニエ。マルセイユ出身の有名なマンドリニスト、ヴィンセント・ビアー=デマンダーとの出会いから生まれたアルバム『ジャン・クロード・ヴァニエ・エ・ソン・オルケストル・ドゥ・マンドリーヌ』をイピキャック・レコーディングスよりリリース。
我々は伝説的な作曲家/プロデューサー、Jean Claude Vannierのアルバムをリリースすることを光栄に思う。とはいえ、Jeanがレーベル(Ipecac Recordings)に参加するのはこれが初めてではない。2019年にはMike Pattonとコラボし、『Corpse Flower』をリリースしている。Jeanは、Serge GainsbourgやJane Birkinとの仕事でよく知られている。その経歴は1968年まで遡ることができ、ここでは紹介しきれないほど長い。『Jean Claude Vannier et son orchestre de mandolines』はフレンチ・ポップに分類されるが、インストゥルメンタルでマンドリンとアコーディオンをフィーチャーしていることから、クラシックの世界にも入ることができる。アルバムにはVincent Beer-DemanderとGr?gory Daltinが参加。Vincentは受賞歴のある音楽家で、フランス国立管弦楽団をはじめ、数え切れないほどのオーケストラと共演している。Gr?goryは、Michel GodardやDenis Pascalらと仕事をしている。
このプロジェクトはJeanと、マルセイユ出身の有名なマンドリニスト、Vincentとの珍しい出会いから生まれた。出来上がった作品は、Vladimir Cosma、Ennio Morricone、Lalo Schifrin、Jean Claude Petit、Claude Bollingら、これまでVincentのために協奏曲を書いたJeanの仲間たちのものとは、遠く離れている。Jeanは詩的でありながらも、一歩も引かないアルバムを作り上げた。マンドリンを重ねて特異なオーケストラ・サウンドを形成し、アコーディオンやソロでのマンドリンの使い方(テーピング、ボトルネック、パーカッション、トレブル)を混ぜ合わせたのだ。ストリングスのピンチ、子供時代の香り、心に響くメロディー、思いもよらないオーケストレーション・・・。こうしたエモーションがこのアルバムには存在する。
発売・販売元 提供資料(2024/12/10)