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デカルトにおける生命の原理

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フォーマット 書籍
発売日 2025年02月03日
国内/輸入 国内
出版社法政大学出版局
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784588011788
ページ数 360
判型 46

構成数 : 1枚

はしがき

序論 自然と生命

第I部 デカルトと生物学の諸問題

第1章 デカルトの仕事における生物学的文書の位置

第2章 デカルトの情報源とデカルトの生命の原理の独自性

第II部 霊魂、心臓、生命

第1章 心臓の熱、デカルトにおける生命の原理

A)予備的考察
心臓の説明のための図解
B)心臓の運動に関する諸問題の枠組み
C)デカルトによる回答

第2章 先人たち

A)ヒポクラテス全集
B)アリストテレス
付論:トマス・アクィナスの心臓論
C)ガレノス

第III部 血液循環と動物精気循環の問題

序 論

第1章 ヒポクラテス全集、アリストテレス、ガレノスと 後継者たち

A)古代における血管の理解:『ヒポクラテス全集』、アリストテレス、およびガレノス
B)古代における血液の経路を表わすメタファー
C)古代からハーヴィへ

第2章 ハーヴィの血液循環説

A)血液循環、心臓・太陽、生命の原理
B)心臓の運動の経時変化
C)『心臓と血液の運動』の受容とデカルトの態度
D)デカルト生理学における動物精気の循環とハーヴィの解答。腺Hの起源

カスパール・ボアン『解剖劇場』第3巻表10

結 論

文献表

あとがき──2025年日本語版のために

訳者あとがき

人名索引

  1. 1.[書籍]

心身二元論を打ち立て、西洋近代哲学を創始したデカルトの人間論の基礎には、アリストテレスやガレノスの古代に発し、ルネサンスの学者たちを経て同時代のハーヴィにいたる医学・解剖学・生理学との対決があった。自然観・生命観において人間と動物の差異をもたらす思考はどのように生じたか? 最新プレイヤード版校訂者でもある第一人者の決定版の仕事を完訳。日本語版あとがきも付す。

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