| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年01月24日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 小学館 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784093891899 |
| ページ数 | 240 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
はじめに――これまでと、これからも
エミー賞授賞式に招かれて
これが私の一日
独り暮らしだから、あえて声を出す
傍らにはいつも犬がいた
真っ赤な紅葉の記憶
東映は補欠合格だった
鶴田浩二さんと一九六三年の転機
個性的な共演者たちの思い出
私が先生と呼ぶ三人の大女優
平幹二朗さんと結婚、そして出産
泣いている余裕もなかったあのころ
母親としても精一杯
親子三人の初共演に猛反対
信じた相手に裏切られて
書にどれほど人生を救われたか
書に現れる心の在りよう
私の代表作『五番町夕霧楼』
私が東映を辞めた理由
魂を込めて演じた舞台『唐人お吉』
草笛光子さんと石井ふく子先生
『おんな太閤記』と西田敏行さん
ママ友との麻雀は月に一度のお楽しみ
終活はしないけれど
猫の恩返し
戦争を知る世代として
ブナの森を歩いて生まれた物語
日々良日――あとがきに代えて
紆余曲折の人生と元気の秘訣を綴った初著作
本作は、映画『五番町夕霧楼』や『人生劇場 飛車角』、NHK大河ドラマ『おんな太閤記』、舞台『唐人お吉』など様々な作品で主演を果たしてきた女優・佐久間良子さんの初著作。
≪気が付けば八十五歳。亡くなってしまった尊敬する先輩や仲間のこと、出演してきた作品の思い出なども、書き残しておこうかなと思い立ったのです。
それともう一つ、この本を出版することで、同じ時代を生きてきた方々と、これまでいろいろあった人生をともに喜び合い、そして「これからも健やかに過ごしましょうね」と励まし合えたらと考えたからです≫(「はじめに──これまでと、これからも」より)
これまでの人生について佐久間さんは本書でこう振り返っている。
≪その道のりは、決して平坦ではありませんでした。山あり谷あり、私の人生は紆余曲折の連続でした。離婚もしました。人の裏切りにも遭いました≫
そうした嵐の日々も「日々良日」だったと綴る佐久間さんの生き方、心構えに励まされ、元気がわいてくること請け合い。
本文にはユニバーサルデザインフォントを使用し、ご高齢の方にも読みやすくなっています。
【編集担当からのおすすめ情報】
佐久間さんにお目にかかると、いつもその美しさと朗らかなお話ぶりに胸を打たれます。こんなふうに年を重ねていけたらと僭越ながら願い、佐久間さんには、これまでの人生のことだけではなく、今の暮らしぶりについてもたっぷりと綴っていただいています。老いを受け入れつつ、いつまでも健やかに過ごすために日々なさっていることとは。実際的、具体的な話が満載です。
東京・神保町シアターでは、2025年1月4日~31日まで「初著作刊行記念」として「女優・佐久間良子」の特集上映をしました。数々の名作、名優の秘話もたっぷりと綴られています。お陰様で大好評を得て、重版を重ねる本作。大切なかたへのプレゼントにもオススメです。

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