良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャーアーク!スコーピオンズの世界的な人気が頂点に達した<Savage Amusement World Tour 1988/89>から、89年2月14日のドイツ・ミュンスター公演を収録! (C)RS
JMD(2024/12/04)
良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャーアーク!
スコーピオンズの世界的な人気が頂点に達した〈Savage Amusement World Tour 1988/89〉から、89年2月14日のドイツ・ミュンスター公演を収録!
ドイツの英雄スコーピオンズが、世界的な人気の頂点に立った時期のアルバム、『Savage Amusement』(88年)のツアーから、89年2月14日のドイツ・ミュンスターでの演奏を収録!NWOBHM以降、世界的にハードロックが盛り上がっていく中でアメリカでのブレイクをものにしたスコーピオンズは、全米6位となった『Love at First Sting』(84年)のツアー終了後、充電のための活動停止に入る。そこからの活動再開第1弾が『Savage Amusement』だった。アルバムはキャリアで最高の全米5位に到達。その人気を背景にツアーは88年5月27日にスタートし、10月まで5ヶ月に渡ってアメリカをみっちりと回った。12月からはヨーロッパ・レッグをスタートし、89年の3月上旬まで続いた。このCDは、その終盤となった2月14日にこのツアーで3度目となるミュンスターでのライヴを収録したものだ。セットリストは新作からの曲を中心に据えながらも、アメリカでの初ヒットとなった『Blackout』(82年)と『Love at First Sting』からも多く選曲されている。一方で、『Love at First Sting』のツアーからはウルリッヒ・ロート在籍時の曲はほぼ封印されており、世界仕様としてのスコーピオンズのイメージを打ち出す方向性はここでも徹底されている。プロデュースを長年にわたって担当してきたディーター・ダークスが関わっていたのはここまでで、次作以降はよりアメリカナイズされたサウンドになっていくことから、これがドイツのバンドとしてのスコーピオンズらしさが感じられる最後の時期のライヴとなった。もちろん、ライヴバンドとしての実力は極めて高いだけに、そのパフォーマンスは見事なものだ。
発売・販売元 提供資料(2024/12/02)