マレー飛鳥、北村聡、日本の音楽作品を支える2人の感性が響き合うDuo。アルゼンチン音楽を基調とし、Diego Schissi / Gerardo di Giusto / 中島ノブユキ / 挾間美帆 という鬼才作曲家への委嘱作品4曲を含む、カテゴリーの枠を超えた創造。生命感、喜怒哀楽の感情、祈り、祝祭・・混迷の時代に響く珠玉の演奏!! (C)RS
JMD(2024/12/24)
マレー飛鳥、北村聡、日本の音楽作品を支える2人の感性が響き合うDuo。
アルゼンチン音楽を基調とし、Diego Schissi / Gerardo di Giusto / 中島ノブユキ / 挾間美帆 という鬼才作曲家への委嘱作品4曲を含む、カテゴリーの枠を超えた創造。
生命感、喜怒哀楽の感情、祈り、祝祭・・混迷の時代に響く珠玉の演奏!!
長年、日本の音楽界を支え、国際的に活躍するヴァイオリニスト・マレー飛鳥と、ライヴ活動ほか、映画やドラマの演奏など多分野で活躍するバンドネオンの名手・北村聡による、珠玉のデュオ作品。
二人の出会いは2011年、東日本大震災直後のこと。
混乱の時、北村の繊細な演奏に飛鳥が感銘を受けて、活動を開始。
飛鳥はアメリカに本拠を置きながらも、帰国のたび、演奏を重ね、音楽を深めてきた。
バンドネオンとヴァイオリンの編成で、アルゼンチン音楽を基調とする一方、楽曲は多彩。
二人のオリジナルを3曲、また、4曲は二人のために委嘱された新作で、ディエゴ・スキッシ、ヘラルド・ディ・ヒウスト、中島ノブユキ、挾間美帆ら豪華作曲陣が楽曲を提供した。
「ジャズ、タンゴ、オルタナティヴ、それらの間を繋ぎ、今の時代の音を紡ぎたい」とマレー飛鳥が語る通り、ジャンルを越境する音楽。
また、作品を通して表現されるのは"今"という時を生きる思いと祈り。チェルノブイリや福島、9.11などの出来事に思いを寄せたオープニングをはじめ、平和への祈り、生命の息吹、祝祭・・・
演奏には、深い感情表現が響く。
ラストは3.11への鎮魂。この哀しいまでの美しさは切なくも優しい。
音楽的な呼吸と共に奏でられた演奏は、多くの人々の心を震わせることだろう。
「心から信頼するヴァイオリニスト・マレー飛鳥さんと、いつか共演したいとずっと願っていたバンドネオン奏者・北村聡さんの、珠玉のデュオアルバム。このアルバムに入れる小品を委嘱いただいた時には嬉しくて嬉しくて、すぐにインスピレーションが沸きました。
歓びがエネルギーとなって踊るアンサンブルを、魂がこだまする音色を、是非お楽しみいただきたいアルバムです」
挾間美帆 (楽曲提供に寄せて)
発売・販売元 提供資料(2024/12/02)