ドイツの実験音楽、環境音楽、クラウトロックのパイオニアとして名高い電子音楽家"ローデリウス"とベルリン・フィルのオーディオ・エンジニアとしてのみならず、ローデリウスとのユニット、クラスター(Qluster)としての活動でも知られる"オンネン・ボック"、そして国産80sニューエイジ~アンビエント超希少盤『螺鈿の箱』の作者でもある"松﨑裕子"が長い空白の年月をも経て作り上げた先鋭的エクスペリメンタル~アンビエント作品! (C)RS
JMD(2024/12/06)
ドイツの実験音楽、環境音楽、クラウトロックのパイオニアとして名高い電子音楽家"ローデリウス"とベルリン・フィルのオーディオ・エンジニアとしてのみならず、ローデリウスとのユニット、クラスター(Qluster)としての活動でも知られる"オンネン・ボック"、そして国産80sニューエイジ~アンビエント超希少盤『螺鈿の箱』の作者でもある"松崎裕子"が長い空白の年月をも経て作り上げた先鋭的エクスペリメンタル~アンビエント作品!
70年代以降の電子音楽に多大な影響を与えたクラスター、ハルモニアのオリジナル・メンバーでもあり、ドイツのエクスペリメンタル、クラウトロック、アンビエントのパイオニアとして名高い電子音楽家"ローデリウス"。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーディオ・エンジニアや数多くのレコーディング作品のサウンド・エンジニアとしてのみならず、近年ではローデリウスとのユニット、クラスター(Qluster)としての活動でも知られる"オンネン・ボック"。そして国産80sニューエイジ~アンビエント超希少盤『螺鈿の箱』の作者でもあり、作編曲家、フルート、シンセサイザー/キーボード奏者として日本、ヨーロッパで活動していた"松崎裕子"による奇跡のコラボレーション!
ローデリウスとオンネン・ボックによるミュージックデータをもとに松崎裕子がアレンジ、エディットし、新たに作曲を加えミックス作業を行った2000年代前半から長い空白の年月を経て2020年に最終ミックスが行われた作品が、遂に陽の目をみることになった。ローデリウスが松崎裕子をフィーチャリングした中期傑作『PINK, BLUE & AMBER』(1996)でも表現していた柔らかな電子音、ピアノにオリエンタルな風景を練り込んだフィーリングをさらに深化、『PINK, BLUE & AMBER』の冒頭曲「Poetry」で表現した電子音と女性ヴォーカルのコラボレーションが長い年月を経て再構築されたかのような表題曲「Moon Garden」(M2)は、現代のテクノロジーと生演奏、そして女性ヴォーカルを融合したボーダレスなサウンドスケープ!
発売・販売元 提供資料(2024/12/04)
ドイツ実験音楽のパイオニアであるローデリウスとオンネン・ボック作の音源に、松﨑裕子がアレンジとエディットを施したのが00年代前半のこと。それから長い空白の年月を経て2020年に最終ミックスが行われ、ようやく日の目を見たアルバムが本作だ。電子音とピアノと女性ヴォーカルのコラボレーションが神秘的な表題曲は聴く者を新たな境地へと導きます。
bounce (C)野村有正
タワーレコード(vol.494(2025年1月25日発行号)掲載)