| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年01月14日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 文庫 |
| SKU | 9784480439864 |
| ページ数 | 256 |
| 判型 | 文庫 |
構成数 : 1枚
前書きとして
身体が、手が、足が、うん……。しかし私は生きている。
第1章 病との闘い──「人生が中断する」ということ、立ち直るということ
発症/離れ小島/ドラマの中の自分との対面/尊厳というものの獲得/戦友たち/本当の悲劇/孤立する、気力を保つ/桜の咲く頃に/或る日突然に日常を絶たれた人たち/身体の痛み/この身体であることが、私は私なのである
第2章 病と共に生きていく── 残像 私の走馬灯
故郷を想う/鳴滝日記 二十歳の頃/演劇の時代/シベリア鉄道紀行
第3章 あの人たちを想う── いつまでも忘れないということ
岸田今日子 みんな夢の中/つかこうへい 愛と憎しみ/中村伸郎 最後の新劇俳優/長岡輝子 永訣の朝/植木等 あの晩餐/大杉漣 孝のこと/微かな声が聞こえてくる
第四章 生きることへの支えとして── 映画の光、カメラの向こう側
北野武 静寂と修羅/三池崇史 入口と出口/岩井俊二 お元気ですかー!/松重豊 余白を思う/テレビドラマとの交差/演劇のこと ラジオドラマの脚本を書く
第五章 夕暮れ時が一番好きだ── 気持ちが良いのは少し寂しいくらいの時でもある
私の『病牀六尺』/長嶋茂雄さん リハビリの師匠/復活への居場所 きれいなもの/バスに乗る
文庫版後書きとして
今、ここに生きている
解説 川本三郎
今、ここに生きている。
俳優・塩見三省が病を経て、ままならない身体で懸命に生きた
10年間の絶望と希望を真摯に綴る。大幅改稿して文庫化!
2014年、突然の病に倒れ、絶望を味わった。しかし著者は立ち上がり、苦しいリハビリを経て、元の世界に復帰した。そして、書き始めた。今までに出会った素晴らしい仲間たち、ともに病と闘った人々、ままならぬ身体と生きること、大切な仕事……本書は俳優である著者が自らの言葉で真摯に語り、文筆家として開花したエッセイ集である。大幅な改訂を経て、待望の文庫化。
解説 川本三郎
装画 ささめやゆき

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
