ブルースやファンク、アフロビートをミックスし「ブルーファンク」なる独自スタイルを打ち立て旋風を巻き起こしたキザイア・ジョーンズ。「リズム・イズ・ラヴ」や「ミリオン・マイルズ・フロム・ホーム」ほか、おなじみのヒット曲がスタジオ・ライヴで鮮やかによみがえる!
キザイア・ジョーンズは1992年にアルバム・デビューしたナイジェリア人アーティスト。ブルースやファンク、アフロビートなどをミックスした「ブルーファンク」なる独自スタイルを打ち立て、故郷の英雄フェラ・クティと今日的なポップ音楽をつなぐ架け橋となり、ジャンルの垣根を超え広く人気を博してきました。2023年にはゴタン・プロジェクトのフィリップ・コーエン・ソラルとのコラボ・プロジェクトでもEPを発表し健在ぶりを披露してくれましたがキザイア単独でのフル・レングス作品は本当にひさしぶり!「リズム・イズ・ラヴ」や「ミリオン・マイルズ・フロム・ホーム」、「ビューティフル・エミリー」ほか、おなじみのヒット曲をスタジオ・ライヴ形式で再録音したものに、2曲の新曲(「メリッサ」、「レイニー・サタデイ」)と2曲のカバー(リック・ジェイムズ「ビロウ・ザ・ファンク」、ポリス「ひとりぼっちの夜」)を加えてアルバム化したもの。トレードマークともいえるリズミカルなギター、さらに深みを増したソウルフルな歌声、官能的な揺らぎと力強いグルーヴと、キザイア・ジョーンズという無二のアーティストを特徴づけてきた種々のエレメントがスタジオ・ライヴというこれまでとは違った環境の中で実を結び、新しい花を咲かせております。
発売・販売元 提供資料(2024/12/04)
独自の〈ブルーファンク〉道を拓いたナイジェリアの雄による12年ぶりのアルバムは、フェミ・クティ所有のスタジオでライヴ録音されたもので、"Million Miles From Home"などの代表曲も交えてパーカッシヴなギターとソウルフルな歌声でグルーヴを叩き出すパフォーマンスが熱い。スタジオ音源となる2つの新曲と2つのカヴァー(リック・ジェイムズとポリス!)も最高です!
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.495(2025年2月25日発行号)掲載)