書籍
書籍

立ち退かされるのは誰か? ジェントリフィケーションと脅かされるコミュニティ

0.0

販売価格

¥
2,970
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2024年12月17日
国内/輸入 国内
出版社慶應義塾大学出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784766429985
ページ数 288
判型 46

構成数 : 1枚

序 章 ジェントリフィケーションとは何か

第I部 都市ロンドンとジェントリフィケーションの<発見>

第1章 「ジェントリフィケーション」の名づけ親 ルース・グラス
第2章 英国の住宅はどう変わったか
第3章 地域コミュニティの重要性
第4章 労働者の賃貸住宅をめぐる新たな問題
第5章 移民労働者の増加と「人種問題」
第6章 スケープゴート化された移民たち
第7章 現代から見るグラスの意義と再評価

第II部 現代のジェントリフィケーションを考える

第8章 カナダ・バンクーバーの住宅不足と家賃高騰
第9章 バンクーバーの低所得地域ダウンタウン・イーストサイド
第10章 DTES におけるジェントリフィケーションへの対抗
第11章 チャイナタウンでのジェントリフィケーションと移民の「歴史」
第12章 縮減する低所得地域とホームレスの排除
第13章 福祉化する横浜・寿町の現在

終 章 ジェントリフィケーションを通して社会をとらえる

  1. 1.[書籍]

<ジェントリフィケーション>がもたらす問題とは?

再開発による「立ち退き」、グローバルな不動産投資と家賃高騰……。

<ジェントリフィケーション>という言葉を生みだしたのは、1960年代の社会学者ルース・グラスだった。
彼女が都市ロンドンで<発見>した現象は、現代の都市問題を予見していた……。

地域コミュニティが脅かされつつある現代都市の課題との共通点をさぐる注目の書。



――ロンドンでは、空間をめぐる競争がますます激しくなっている。さまざまな要素がこの競争をさらに強化している。(……それらは)予測も制御もされなければ手に負えなくなり、地価(上昇)のスパイラルにつながる。そして、まさにこれが起きてしまったのである。
(ルース・グラス『ロンドン――変化の諸相』より)


――ジェントリフィケーション。ダウンタウン・イーストサイドは大きな変容の最中にある。過去10年の間に中流層、上流層の階級の住民たちがこの低所得地域に移り住むようになった。新たな住民たちがコミュニテイ再生の手助けをする一方で、そのことは周縁化された住民たちを追い出すことでもある。
(バンクーバーのストリート・ペーパーMegaphoneより)

作品の情報

メイン
著者: 山本薫子

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。