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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年11月22日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 大阪大学出版会 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784872597714 |
| ページ数 | 414 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
序章 歴史叙述と西洋化の限界
問題の所在
主旨
日本と中国の知識人が近代性を創出する
アメリカの近代性の出現と限界
危機の時代とアメリカの力の勝利
戦前の西洋化
戦後の歴史記述――フェアバンクとライシャワー
結論
第1章 東アジアにおける近代性――初期の先駆者(1860〜1920年代)
福沢諭吉、西洋へ行く
東アジアの知識人・王陽明の思想と近代性
福沢諭吉と近代的独立
日本のキリスト教徒と土着化
大日本帝国と近代化
中国の知識人・梁啓超と近代性
孫文と近代化、そして王陽明
尹致昊と朝鮮の近代化
結論
第2章 1890年代から1910年代にかけてのアメリカ的思想における近代性の発展
フランツ・ボアズとイヌイット族
アメリカ人近代主義者の登場
フランツ・ボアズ――人種と相対主義
プラグマティズムと近代性――ウィリアム・ジェイムズ、W・E・B・デュボイス、そしてジョン・デューイ
革新主義者と改革――ジェーン・アダムズとメアリー・パーカー・フォレット
フランシス・ケラーとランドルフ・ボーン――第一次世界大戦と近代主義者の分裂
結論
第3章 ジョン・デューイの中国への旅、胡適、魯迅、そして中国の近代性――1919年から第二次世界大戦まで
ジョン・デューイと五・四運動
胡適とプラグマティックな近代の挫折
ジョン・デューイの中国での講演
魯迅、国家主義、そして中国の近代性
結論
第4章 1920年代におけるアメリカと日本の国際主義と近代性
近代性と市政改革――チャールズ・ビアード、東京へ行く
鶴見祐輔と近代日本政治
近代性の救済――ジェイムズ・T・ショットウェルの国際主義
ジェーン・アダムズと「人類の相互依存」
河井道――日本の国際主義とナショナリズム
吉野作造と日本の近代性の独自性
道案内された近代性――尹致昊(ユンチホ)、韓国における日本支配を受け入れる
結論
第5章 危機にある近代性――1930年代〜1940年代
世界恐慌の衝撃
近代性に対するチャールズ・ビアードの信頼の喪失
フランツ・ボアズの学生マーガレット・ミードとルース・ベネディクトの戦時
W・E・B・デュボイスと東アジアへの旅
蠟山政道と日本の地域主義
竹内好――第二次世界大戦における近代性の克服
蒋介石と新生活運動
結論
第6章 戦後世界における変容
知識人への戦争の影響
ジョン・K・フェアバンクとエドウィン・O・ライシャワー――東アジアにおける近代性の歴史
丸山眞男と日本的近代性の「持続」
毛沢東と社会主義的近代性の台頭
結論
結び
監訳者あとがき

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