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史としての法と政治 (25) 書を紐解き、人を考え、時代を読み解く

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フォーマット 書籍
発売日 2025年01月15日
国内/輸入 国内
出版社ミネルヴァ書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784623098033
ページ数 364
判型 46

構成数 : 1枚

はしがき

I 古典の書を読み解く
1 〝政局〟家か知の政治家か(有泉貞夫『星亭』)
2 明治憲法の思想的源流(井上毅伝記編纂委員会編『井上毅伝』)
3 二つのconstitution(バジョット『イギリス憲政論』)
4 デマゴーグとしての政治家(ヴェーバー『職業としての政治』)
5 ガバナンスと生政治(ルソー『社会契約論』)
6 「文の政治家」の実像(平塚篤編『伊藤博文秘録』『続伊藤博文秘録』)
7 分裂した魂の所有者(萩原延壽『陸奥宗光』)
8 明治維新研究の原点(尾佐竹猛『維新前後に於ける立憲思想』)
9 明治人が読んだトクヴィル(トクヴィル『アメリカのデモクラシー』)
10 日本政治(学)の泥臭さ(丸山眞男『現代政治の思想と行動』)
11 民主主義の世界観(ケルゼン『民主主義の本質と価値』)
12 政治を見るクリオの眼(高坂正堯『文明が衰亡するとき』)
13 政治的「敵」概念の逆説(シュミット『政治的なものの概念』)
14 文明という敵(ハンチントン『文明の衝突』)
15 覇道としての文明(イェーリング『権利のための闘争』)
16 「国家学者」吉野作造(吉野作造『吉野作造評論集』)
17 国家建設の実践の書(ダントレーヴ『国家とは何か』)
18 情報と人情(松本剛吉『大正デモクラシー期の政治』)
19 理への献身(清沢洌『外政家としての大久保利通』)
20 象徴天皇制の源流?(北一輝『国体論及び純正社会主義』)
21 権力政治家の肖像(岡義武『山県有朋』)
22 失われた二十年のその後(『大平総理の政策研究会報告書』)
23 明治日本への叛逆(田中角栄『日本列島改造論』)
24 神話の政治化への理性の挑戦(カッシーラー『国家の神話』)
25 〝正統〟をめぐる争い(美濃部達吉『憲法講話』)
26 創設の政治学(アレント『革命について』)
27 哲人政治による民主政治の断罪(プラトン『国家』)
28 宗教復権時代の政治的教養(野田宣雄『教養市民層からナチズムへ』)
29 「国制知」への道しるべ(上山安敏『法社会史』)
30 知的運動としてのナショナリズム(アンダーソン『想像の共同体』)
31 政治史の特殊性(坂野潤治『明治憲法体制の確立』)
32 原罪としての国家(エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』)
33 自由と国家(ミル『自由論』)
34 権力の分割とひとつの国制(ハミルトン/ジェイ/マディソン『ザ・フェデラリスト』)
35 明治憲法史の大きな壁(稲田正次『明治憲法成立史』)
36 政治学の体系(アリストテレス『政治学』)
37 国家の公益と政治家の私益(マイネッケ『近代史における国家理性の理念』)
38 体系化する精神(磯村哲『社会法学の展開と構造』)
39 ヨーロッパ統一の歴史的前提(コーイング『ヨーロッパ法文化の流れ』)
40 ユートピアニズムとリアリズム(カー『危機の二十年』)
41 東洋道徳と世界生活のなかの立憲主義(佐々木惣一『立憲非立憲』)
42 国家的法観の彼方へ(エールリッヒ『法律的論理』)
43 「三権分立」の蘊奥(モンテスキュー『法の精神』)
44 洋服としての憲法(久米邦武編『特命全権大使米欧回覧実記』)

II 現代の書を読み解く
45 私の忘れ得ぬ一冊(小嶋和司『憲法学講話』)
46 思い出の中の中公新書(阿部謹也『刑吏の社会誌』、芳賀徹『大君の使節』、福永文夫『大平正芳』)
47 人物史を自省する(家近良樹『西郷隆盛と幕末維新の政局』)
48 「予が生命は政治である」(千葉功『桂太郎』)
49 歴史家の分際を踏まえた珠玉の史論(有泉貞夫『私の郷土史・日本近現代史拾遺』)
50 物語的歴史学(宮地正人『幕末維新変革史』)
51 日本政治史学のグローバル化(Harukata Takenaka, Failed Democtatization in Prewar Japan: Breakdown of a Hybrid Regime)
52 復古主義的傾向に警鐘を鳴らす(片山杜秀/島薗進『近代天皇論』)
53 「明治の精神」の体現?(家近良樹『西郷隆盛』)
54 「幕末第一の役人」(小野寺龍太『岩瀬忠震』)
55 グローバルな知のパノラマ(内田貴『法学の誕生』)
56 「シュタイン詣で」を教えてくれた人(司馬遼太郎『「明治」という国家』)
57 官民共治の諸相(湯川文彦『立法と事務の明治維新』)
58 「伊藤博文関係文書」のデジタル化に寄せて(国立国会図書館デジタルコレクション「伊藤博文関係文書(その1)」)
59 主権国家としての同型性(ハラウンド『国際法と日本の主権』)
60 文明の傀儡としての「英雄」(岡本隆司『曾国藩』)
61 人生を決めた本(星新一『悪魔のいる天国』、ブラッドベリ『火星年代記』、北杜夫『木精』、中央公論社編『訳詩集(日本の詩歌二八)』)
62 福沢論...

  1. 1.[書籍]

政治という場は、いかに個々の部分的利害を超越し、宥和的知識を生み出すフォーラムとなるか。法制史の視点から社会を分析し、知によって制御される政治の可能性と、そのための制度としての国家、またそれを構築しようとした人々のあやなす史(フミ)を読み解く。古典・現代の書評、新旧の憲法や現代の社会に関する記事など112篇を収録。古今の書を紐解き、人の歴史を考え、制度と時事を論じる評論集。

作品の情報

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著者: 瀧井一博

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