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Rock/Pop
CDアルバム
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追憶の館<期間生産限定盤>

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フォーマット CDアルバム
発売日 2025年03月12日
国内/輸入 国内
レーベルSony Music Japan International(SMJI)
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 SICP-6668
SKU 4547366721669

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:38:39

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      ああキャロル
      00:04:23

      録音:Studio

      その他: Al Stewart
      作: Al Stewart

    2. 2.
      タイタンの海の精
      00:02:49

      録音:Studio

      その他: Al Stewart
      作: Al Stewart

    3. 3.
      どうしたの?
      00:03:33

      録音:Studio

      その他: Al Stewart
      作: Al Stewart

    4. 4.
      レインコートの少女
      00:04:34

      録音:Studio

      その他: Al Stewart
      作: Al Stewart

    5. 5.
      壊れたテール・ランプ
      00:04:18

      録音:Studio

      その他: Al Stewart
      作: Al Stewart

    6. 6.
      僕はアップル・サイダー
      00:05:18

      録音:Studio

      その他: Al Stewart
      作: Al Stewart

    7. 7.
      暗く荒れた海に
      00:05:01

      録音:Studio

      その他: Al Stewart
      作: Al Stewart

    8. 8.
      追憶の館
      00:08:40

      録音:Studio

      その他: Al Stewart

作品の情報

メイン
アーティスト: Al Stewart

オリジナル発売日:1975年

商品の紹介

グラスゴー出身のシンガー・ソングライターである彼がアラン・パーソンズのプロデュースで発表した5作目。初期のフォーキーなスタイルから変化を見せ、ポップ・テイストを強めた作品。アメリカでは初のトップ40入りとなる30位をマークして全米進出の大きな足がかりとなった。シングル・カットされた「ああキャロル」、「僕はアップル・サイダー」、ドラマティックな表題曲ほかを収録。ジャケット・アートワークはヒプノシス。(1975年作品) (C)RS
JMD(2025/03/12)

洋楽ファンならスルーできない隠れた名盤や久しぶりの再発をお求めやすい価格で発売。シリーズ第一弾は、60・70年代のロック/シンガー・ソングライター/ソウル/ファンクからセレクトした40作品。
グラスゴー出身のシンガー・ソングライターである彼がアラン・パーソンズのプロデュースで発表した5作目。初期のフォーキーなスタイルから変化を見せ、ポップ・テイストを強めた作品。アメリカでは初のトップ40入りとなる30位をマークして全米進出の大きな足がかりとなった。シングル・カットされた「ああキャロル」、「僕はアップル・サイダー」、ドラマティックな表題曲ほかを収録。ジャケット・アートワークはヒプノシス。(1975年作品)

■期間生産限定盤(2026.12.31まで)
■CD
■新規ライナーノーツ
■歌詞・対訳なし
■日本初CD化
■輸出不可商品
発売・販売元 提供資料(2025/01/27)

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
5.0
100%
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日本初CD化ということなので、以前の輸入盤でのレビューを追記したい。
本作から3作続けてアラン・パーソンズがプロデュースすることになるのだが、初仕事ということもあるのだろうか、仕事ぶりは控えめだ。それまでの作品群に漂う重厚で濃密な空気感を残したままで、少しだけ外の新鮮な空気を入れ、気圧を高くして浮力を上げている。
レコードのA面は少し我慢が必要だ。大きな湿地こそないが、タイタンの海の精は気紛れだし、”どうしたの?”と訊きたくなるようなデコボコ路もあったりして、テール・ランプが壊れていては走りづらい。そんな鬱陶しい曇り空の下でも「レインコートの少女」との出逢いに心癒される。情景は雨模様だが旋律はからりと晴れていて、清々しささえ感じる。
B面はタイプの異なる長尺の3曲で編成されている。どれも構成力・展開力に優れた聴き応えのある秀作揃いで、楽曲の完成度は高い。
個人的な”推し”は「僕はアップル・サイダー」だ。金原二郎の”底抜け脱線ゲーム”のBGMに使えそうなポップでスピード感溢れる楽曲で、とにかく明るい。”トムとジェリー”のコミカルな追いかけっこを観ているみたいで、聴いているだけで元気をもらえる。加えて、タイトルの”アップル・サイダー”にも惹かれる。リンゴの甘い香りのするアルコール飲料のことらしいが、”サイダー”という響きが炭酸ソーダの爽やかな清涼感を届けてくれる。
続く「暗く荒れた海に」にも主題のような陰鬱な悲壮感はない。エドモンド・フィッツジェラルド号の難破のような壮大なドラマ仕立てでもない。曲調も角が取れていてマイルドだし、これなら船酔いすることも、悪夢にうなされることもない。
アンカーのタイトル曲「追憶の館」は8分を超える大作でありながら、クロニクルを聴く時のような緊張感や忍耐を必要としない。楽曲の組立てがしっかりしていることもあって、大がかりな仕掛けやスリリングなクライマックスがないにもかかわらず、冗長さも物足りなさも感じない。ライトで親しみやすいメロディの循環が実に心地よくて、リラックスして楽しめる長編に仕上げられている。
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