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クラウディオ・アバド 静かな革命家

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フォーマット 書籍
発売日 2025年01月20日
国内/輸入 国内
出版社春秋社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784393936122
ページ数 354
判型 46

構成数 : 1枚

1 友人たちのクラブ
2 幼年時代と少年時代(1933-49年)
「音楽の響く家」
「読書は神秘を生む」
3 ミラノとウィーンでの学生時代(1949-58年)
文学史への旅――サルヴァトーレ・クァジーモド
シエナ夏季講座――メータとバレンボイム
初恋
ウィーン――師ハンス・スワロフスキー
4 最初の受賞、指揮台の席巻(1958-68年)
パルマでの室内楽講師
新世界への出発――ニューヨークのバーンスタイン
指揮者としての出世の始まり
5 オペラの聖地、ミラノ・スカラ座(1968-86年)
ミラノでのイノヴェーション
オペラのレパートリー
6 「音楽(ムジカ)/現実(レアルタ)」――アバド、ノーノ、ポリーニ
7 アバドのユース・オーケストラ
8 指揮台でのさまざまな職務(1972-85年)
9 ロンドン交響楽団(1979-87年)
10 愛憎渦巻くオペラの殿堂――ウィーン国立歌劇場(1986-91年)
「ウィーン・モダン」
プログラム編成
新たな愛
ウィーンからの別れ
11 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 前編(1989-98年)
ベルリン・フィルとその指揮者たち
選挙
ベルリンでの最初の年月
リハーサルのスタイルと音楽づくりの理想――フルトヴェングラーの足跡
「ベルリンの上にかかる音楽」
客演、演奏旅行、ザルツブルク復活祭音楽祭
ジーメンス音楽賞
12 ベルリンでのテーマ制ツィクルス
1――ヘルダーリン('93年)
2――ファウスト('94年)
3――古代ギリシャ('94/'95年)
4――シェイクスピア('95/'96年)
5――アルバン・ベルクとゲオルク・ビュヒナー('96/'97年)
6――さすらい人('97/'98年)
7/8――「トリスタンとイゾルデ――愛と死の神話」、「アモーレ・エ・モルテ」('98/'99年)
9――「音楽は地上の楽しみ」('00/'01年)
10――パルジファル('01/'02年)
13 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 後編(1998-2002年)
ベルリン退任宣言の衝撃
ベルリン・フィル退任記念コンサート
14 友情のオーケストラ――ルツェルン(2003-13年)
ルツェルン祝祭管弦楽団
何度となくベルリンへ
15 イタリアとラテンアメリカ
オーケストラ・モーツァルト
ミラノ・スカラ座への帰還
ラテンアメリカでのアンガジュマン――エル・システマ
16 晩年の音楽づくり――内面化された耳
交響的世界像
レコーディング・プロダクション
17 死と変容
素顔のクラウディオ


訳者あとがき
ディスコグラフィ

人名索引

  1. 1.[書籍]

世界的指揮者、クラウディオ・アバド(1933-2014)の評伝。カラヤン亡き後のベルリンフィルの芸術監督として一時代を築き、音楽界を牽引。現代音楽への取り組みや、ルツェルン音楽祭、若手の積極的な育成など、次世代に果たした役割も大きい。その華々しいキャリアと、静かに燃える芸術の根源に迫る。

作品の情報

商品の紹介

指揮台に上がると空間が浄化された静寂と緊張感と歌心を体感できた指揮者アバド。音楽家としての基礎となったノーノやポリーニと友人関係を築いて行ったミラノでの活動、特にノーノ作品上演に対する静かな闘志や、当時の芸術・音楽と政治の環境の詳細な記述が目を引く。また卒業論文がムソルグスキーのオペラ『ボリス・ゴドゥノフ』の研究だったことやポリーニがショパンコンクール後国際活動せず自省と学びの時間を確保したことと同様、アバドもアメリカのクーセヴィツキー指揮者コンクール1位を獲得後それを確保したこと、家庭のことなど、これまで刊行されたどの書籍よりも踏み込んだアバド伝記だ。
intoxicate (C)雨海秀和
タワーレコード(vol.174(2025年2月20日発行号)掲載)

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