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読んで、感じて! 古典みゅーじあむ 第4巻 ことば

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フォーマット 書籍
発売日 2024年12月13日
国内/輸入 国内
出版社文学通信
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784867660645
ページ数 136
判型 46

構成数 : 1枚

はじめに

この本の表記のルール

第1章 万葉集

奈良時代~平安時代初期に成立した和歌集です。編者は大伴家持といわれ、約四五〇〇首もの歌が収められています。

昔のほめ言葉たち
1美人のまゆは、月のよう?

お願い神さま!
2恋のためなら死んでもいい?

気持ちに苦しめられたときは
3恋心を人にたとえて

雲の波をのりこえて
4夜空を渡る「月の舟」

第2章 古事記

神話から天皇家の成り立ちをまとめた書物です。成立は七一二年(奈良時代)。上巻は神話、中・下巻は天皇家の物語となっています。

恐ろしいバケモノ退治
1ホオズキのように真っ赤な目

人間が永遠に生きられない理由
2岩のように長生き?

あわてて送ったメッセージには
3大根のように白い腕?

ヒーローの愛したふるさと
4大和は国の「まほろば」

第3章 竹取物語

平安時代初期の物語文学です。作者未詳。竹から生まれた美しい「かぐや姫」が主人公のファンタジー作品です。

お姫さまのつよい一言
1帝を「かしこい」と思わない?

かぐや姫が眺めて悲しむ
2「おもしろい」月ってどんなもの?

罪をつぐなうために
3人間の世界は「きたない」ところ?

天の羽衣を着るとき
4おじいさんを「かなし」と思う、とは?

第4章 古今和歌集

平安時代前期の勅撰和歌集(天皇の命令で作られた歌集)です。季節の歌や恋の歌など、約一一〇〇首が収められています。

一日中あなたのことばかり
1「ながめ」は恋の物思い

ぼうっとしていたら
2「いたずら」に過ぎて行く?

落ちこんで口から出る
3「なげき」は長いため息?

野原をさまようお坊さん
4心が「あこがれる」って?

第5章 枕草子

平安時代中期に作られた随筆集です。作者は清少納言。一条天皇の中宮・定子に仕える日々の出来事をはじめ、想いや考えなどが綴られています。

どんなふうに呼び合っていたの?
1「あなた」に住む人

尊敬しています
2「きみ」は身分の高い人

むっとしてしまう
3「おれ」って、いったい誰のこと?

昔の手紙に書かれている
4主人に対して「おまえ」?

第6章 源氏物語

平安時代中期に作られた長編物語です。作者は紫式部。光源氏という架空の貴族を主人公とする物語で、主人公とさまざまな女性との恋愛模様が描かれています。

今より自由に使われた言葉もあった
1「つぶつぶ」なのは、どんなもの?

しほしほ、よよ、ほろほろ……。
2泣き方もいろいろ?

自分のもとへやって来る
3「ねうねう」は何の鳴き声?

たった一人だけに使われた
4「あざあざ」と美しいとは?

第7章 今昔物語集

平安時代末期に成立したと考えられる仏教説話集です。作者未詳。インド・中国・日本を舞台にした物語が多数収められています。

ぞぞぞぞぞ……。
1怖くて、毛が太る?

よけいなことを言わなければ
2言い間違いを指摘したら……。

水の上にも文字が書ける?
3書道の達人・空海

海の向こうの知らない世界
4語り継がれる不思議な話

第8章 方丈記

鎌倉時代前期に作られた随筆集です。作者は鴨長明。立て続けに起こった災害の様子や筆者の思い、世俗を離れた暮らしなどについて綴られています。

狭くて小さい家がお気に入り
1お坊さんが住んだ「方丈」とは?

都をおそったつむじ風
2木の葉のように飛んでいく家

悲しいことばかりじゃない
3長明を「なぐさめ」たのは?

移り変わっていく
4世の中を水の泡にたとえて

第9章 平家物語

平氏と源氏との戦いを中心に、平氏一門の栄枯盛衰を描いた軍記物語です。成立は鎌倉時代。作者未詳。琵琶法師の語りによって伝えられたものといわれています。

大きな武器で戦うお坊さんは
1「さらさら」と走る?

風でゆれる扇をねらって
2矢を射る音は……。

敵に追いつめられたときの
3悲しい笑い声は

今も海の底で眠る
4「ひらひら」と光る剣

第10章 宇治拾遺物語

鎌倉時代前期に作られた説話集です。編者未詳。仏教説話をはじめ、笑い話や不思議な話などが幅広く収録されています。

秀才が挑戦する!
1「子」...

  1. 1.[書籍]

ようこそ、古典みゅーじあむへ!
古典文学を、もっと身近に、もっと気軽に楽しんでほしい。
そんな想いから、生まれた5冊シリーズ「古典みゅーじあむ」。
古典のエピソードを1冊全12章、48話で紹介していきます。

本書は第4巻「ことば編」。

生き生きと変化していまへつづく、想いを伝えることばたち。
昔と現代の言葉とでは、言葉のかたちや発音・意味が、大きく変化しています。古典の言葉は、いわば、今私たちが使っている言葉のご先祖さま。「言葉」「表現」「文字」を中心に、古典の「ことば」の世界を楽しめるエピソードを集めました。タイムスリップしてそんな世界をのぞいてみましょう!

万葉集、古事記、竹取物語、古今和歌集、枕草子、源氏物語、今昔物語集、方丈記、平家物語、宇治拾遺物語、狂言、なぞなぞなどからピックアップして紹介します。

推薦・渡部泰明(国文学研究資料館館長)
「探してごらん。古典は、いつも、君のそばにあるよ。」

[特色]
「くらし編」「たべもの編」「どうぶつ編」「ことば編」「もののけ編」の五冊シリーズ
1古典のエピソードを全12章(各4話)で紹介。どこから読んでもOK!
2学校で習う作品から、少しマイナーな作品まで、幅広い古典作品を収録!
3各エピソードにある 「声に出して読んでみよう」で原文の音読に挑戦!
4収録作品の読書案内&年表つき!
5全文ふりがなつき(小学校高学年〜)
対象は小学校高学年〜大人まで。1話2分で朝読にぴったり!

作品の情報

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著者: 根来麻子

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