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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年12月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 青弓社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784787200884 |
| ページ数 | 176 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに――なぜ「図書館を「学問」する」姿を本にするのか
第1章 図書館の本棚はいっぱいにならないのか
1 捨てて怒られる図書館員あれば、捨てずに怒られる図書館員あり
2 日本の図書館は、年間一千万冊くらい本を捨てている
3 図書館が本でパンクする日はいつくるのか
4 「現代あるいは、近未来除籍論」序論?
第2章 本棚のどこにあるかで本の使われ方は変わるのか
1 職業研究者の第一歩、「科研費」と私
2 図書"館"の強みは書架とブラウジングである
3 新たな発見を促す本棚=目につく位置に「思いもしない」本がある本棚
4 視線追尾装置、登場!
5 書架は三段目までが七割(もしくは二段目までが八割)
6 今後に向けて
第3章 図書館の本棚に書かれている数字はなんなのか
1 「書架番号」、じゃまじゃない?
2 VR実験の概要と結果
3 われわれのVR実験はまだ始まったばかりだ!
第4章 なぜ図書館は月曜日に閉まっているのか
1 ところで本当に月曜日に閉まっているの?
2 月曜日に閉まっているのは、日曜日に開いているからである
3 月曜日休館の妥当性
第5章 図書館を訪れる人は増えているのか、減っているのか
1 大ざっぱにみると――日本全体は二〇一八年に久しぶりに減、都道府県立図書館は微減
2 細かくみると――三分の二の図書館は微減傾向、三分の一は大幅増傾向
第6章 雨が降ると図書館に来る人は増えるのか、減るのか
1 晴耕雨読にあこがれて
2 天候と貸出冊数、ついでに曜日の関係
第7章 どんな図書館がよく使われているのか
1 先行研究――実は一段落した研究?
2 結果その1――三十年を経ても精度は健在
3 結果その2――単純な全国展開は微妙?
4 結果その3――貸出関数が使い物になる地域とならない地域の違いがわからない
第8章 人はどのタイミングで図書館を使うようになるのか
1 新規登録者ってどんな人?
2 新規登録者はそのまま定着するのか?
第9章 図書館を使っているのはどんな人々なのか
1 世の中には七種類の図書館利用者がいる
2 図書館利用者のクラスタリング――アメリカでの先行事例とNDL情報行動調査への適用
3 俺たちのクラスタリングはまだ始まったばかりだ!
4 終わると思った? もう少しだけ続きます――近年のクラスターの変化
第10章 図書館に税金を使うことは人々にどれくらい認められているのか
1 背景――図書館の「インパクト」をどう測るか
2 インパクト測定の一手法――仮想評価法
3 NDL情報行動調査(二〇二〇年度)での支払い意思額の状況
4 「千円以上払ってもいい」と思う人かどうかを予測する!……のは難しかった
第11章 子どもと行きたいのはどんな図書館か
1 子どもがいる図書館情報学者あるある――案外、自分は子どもを図書館に連れていっていない
2 「子どもの付き添い」で図書館に行く人の特徴
3 子どもがいる人が図書館に行く街/行かない街/行きたくても行けない街
4 子どもの有無と図書館に行った/行かなかった/行きたくても行けなかった
5 自治体の特徴
6 図書館の特徴
第12章 「あなた」はなぜ、図書館に行くのか
1 図書...
図書館で働く人、日々利用している人が普段は気にしない、でも聞かれると「どうして?」と思う疑問をピックアップ。その疑問をデータ/事実/エビデンスに基づいて考える視点や道筋を、柔らかな筆致でレクチャーする図書館情報学の入門書。

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