ドイツが生んだ偉大なるテクノ・バンド=クラフトワーク。結成以来一貫してクラウトロックの代表格として、またテクノポップを開拓した先駆者として革新的なサウンドとヴィジュアルを創り出し、その前衛的なライヴ・スタイルとともに、音楽シーンに大きな影響を与え続けている彼らの4作目にして世界進出作でもある『オートバーン』が発売50周年を記念して新たな形態で蘇る!クラフトワークにとって"初"となる公式ピクチャー・ディスクも発売決定!!
ドイツが生んだ偉大なるテクノ・バンド=クラフトワーク。結成以来一貫してクラウトロックの代表格として、またテクノポップを開拓した先駆者として革新的なサウンドとヴィジュアルを創り出し、その前衛的なライヴ・スタイルとともに、音楽シーンに大きな影響を与え続けている。昨年はFUJI ROCK FESTIVAL '24にもヘッドライナーとして出演を果たし、世代を超えた音楽ファンに大きなインパクトを残したとこもまた記憶に新しい。
その彼らにとって4作目となるアルバムであり、世界進出作でもある『オートバーン』が、発売50周年を記念して新たな形態で蘇る。クラフトワークの創設メンバーであるラルフ・ヒュッターがエンジニアのフリッツ・ヒルバートとともに、自身のKling Klang Studioでオリジナルの16トラック・マスターテープから新たに制作したドルビー・アトモス・ミックスをフィーチャーしたブルーレイ・オーディオ、そして2024年シングル・エディットを収録した「オートバーン」の7インチ・アナログ・シングル、さらにクラフトワーク史初となる公式ピクチャー・ディスクの3形態が2025年3月に発売となる。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/01/24)
1974年にリリースされた『アウトバーン』はクラフトワークにとって初のエレクトロニック・コンセプト・アルバムであり、彼らをアート・ロックのカルト的存在からテクノ・ポップ・スターへと変貌させた作品だ。1975年初頭、タイトル曲を3分に編集したシングルはドイツでトップ10入りを果たし、イギリスでは11位、アメリカでは25位を記録した。アルバムも世界的に成功し、英国で4位、米国とカナダで5位、ドイツで7位を記録した。鮮やかなエレクトロニック・サウンドとシネマティックなサウンドスケープ、実験的なノイズと静謐で美しいメロディーが創り出す崇高なシンフォニーによって構成された本作は発売されるや否やそれまでのポップ・ミュージック、そして音楽を永遠に変えたのだった。50年前に初めてリリースされたこの画期的なオーディオ・ビジュアル・ポップ・アートは、デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、ジョイ・ディヴィジョン、アフリカ・バンバータ、ホアン・アトキンス、デリック・メイ、デペッシュ・モード、オービタル、アンダーワールドをはじめ数え切れない世代の先鋭的なアーティストたちに多大な影響を与えただけでなく、半世紀を経た今でも、痛々しいほどノスタルジックでありながら、時代を超越したモダンさを持ち、未来へとつながる音の地平線の先を切り拓いているのだ。
今回発売となる『アウトバーン』のピクチャー・ディスクは、バンドにとって初の公式ピクチャー・ディスクとなる1枚だ。絵画的なアルバムのサウンドスケープを補完する美しいヴィジュアルも注目だ。
『アウトバーン』は50年にわたり、彼らの代表的なアンセムとして君臨してきた。その過程で、チーフ・クリエーターであるラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダーは、エレクトロ・メカニカルな実験を生み出すために、さまざまな技術者、ミュージシャン、エンジニア、プログラマーと協力し、壮大なオーディオビジュアル・マルチメディア・スペクタクルへと成長してきた。『アウトバーン』から始まった旅は続き、未来はまだ先にある。この道は永遠に続いていくのだ。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/01/24)
Although Kraftwerk's first three albums were groundbreaking in their own right, Autobahn is where the group's hypnotic electronic pulse genuinely came into its own. The main difference between Autobahn and its predecessors is how it develops an insistent, propulsive pulse that makes the repeated rhythms and riffs of the shimmering electronic keyboards and trance-like guitars all the more hypnotizing. The 22-minute title track, in a severely edited form, became an international hit single and remains the peak of the band's achievements -- it encapsulates the band and why they are important within one track -- but the rest of the album provides soundscapes equally as intriguing. Within Autobahn, the roots of electro-funk, ambient, and synth pop are all evident -- it's a pioneering album, even if its electronic trances might not capture the attention of all listeners. ~ Stephen Thomas Erlewine
Rovi