ナイジェリア音楽、ノーウェイヴ、ニューヨーク・ヒップ・ホップ、ベルリン・テクノ、ロンドン・パンク他、様々な音楽をマッピングするロンドンのミュージシャン、ババ・アリ。デビュー・アルバム『メモリー・デヴァイス』をメンフィス・インダストリーよりリリース。 (C)RS
JMD(2024/11/12)
ナイジェリア音楽、ノーウェイヴ、ニューヨーク・ヒップ・ホップ、ベルリン・テクノ、ロンドン・パンク他、様々な音楽をマッピングするロンドンのミュージシャン、ババ・アリ。デビュー・アルバム『メモリー・デヴァイス』をメンフィス・インダストリーよりリリース。
デビュー作はこれまでの影響と経験の集大成となるが、Baba Aliが『Memory Device』で披露した程、それらを鮮やかにマッピングしたアーティストは存在しない。ナイジェリアの遺産、ノーウェイヴを吸収した思春期、ニューヨークのHot 97のヒップ・ホップ、ベルリンのテクノ・シーン、現在の彼の拠点となるロンドンのパンク・スピリットが詰まった『Memory Device』は、カテゴリー化に挑むミュージシャンの魅惑的なイントロダクションとなる。Baba Aliがソロとして曲を書き始めたのはロンドンに移ってからで、2017年にデビューEP『Nomad』をリリースした。その後、イギリス人のギタリスト、Nik Balchinと出会い、彼とのコラボレーションの結果生まれたのが2020年のEP『This House』であった。また、同年にはミックステープ『Rethinking Sensual Pleasure』もリリースされた。ロックダウン中に書かれ、イースト・ロンドンでAl Doyle(LCD Soundsystem、Hot Chip)によりレコーディングされた当『Memory Device』は、それらに続く作品となる。
発売・販売元 提供資料(2024/11/11)
NY出身、現在はロンドンをベースに活動する男性音楽家によるファースト・アルバムはゴー・チームを輩出したメンフィス・インダストリーズからのリリース。彼のルーツでもあるナイジェリア音楽、ヒップホップ、ニューウェイヴ、テクノなどの音楽性をシャープにまとめ上げたミクスチャー精神に溢れる内容は、まさに英国産の音楽と言った趣で旨味たっぷり。どことなく遊び心を感じさせるところも最高だ。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.453(2021年8月25日発行号)掲載)