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文庫 家康伝説の謎

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フォーマット 書籍
発売日 2024年12月04日
国内/輸入 国内
出版社草思社
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784794227607
ページ数 360
判型 文庫

構成数 : 1枚

はじめに

第一部 権力確立期の家康

第一章 「徳川四天王」の実像

「徳川四天王」と「徳川三傑」
酒井一族の由緒と左衛門尉家
家康・忠次体制の成立
本多忠勝・榊原康政の登用
徳川氏領国の拡大と「方面軍」
井伊直政の抜擢と武田氏旧臣
「三傑」の地位向上と酒井忠次の引退
関東移封と関ヶ原の戦い
「三傑」の後継者たち


第二章 松平信康事件は、なぜ起きたのか?

松平信康事件をめぐって
松平信康の立場と活動
甲斐武田氏との攻防と信康周辺
信康事件の政治背景とその後の展開


第三章 家康の領国支配は、どのように行われたか?

徳川氏研究の現状
三河の戦国大名徳川氏
徳川氏の三河・遠江支配
五ヶ国領有期の徳川氏
豊臣大名徳川氏の「国家」改革
1徳川氏の「五十分一役」/2領国検地の実施/
3太閤検地と徳川氏の領国検地/4関東転封後の徳川氏と領国支配
徳川氏の領国支配の特徴


第四章 家康と本能寺の変をめぐる謎

光秀による「家康の饗応失敗」をめぐって
フロイスの『日本史』に見る信長と光秀
信長による「家康討伐計画」説
信長は家康を用済みと考えたのか
家康討伐計画への疑問
信長と家康の真の関係
信長の「唐入り計画」説
家康討伐計画説の多々ある問題
「神君伊賀越え」は奇跡的だったのか
伊賀越え後の展開


第二部 豊臣政権下の家康

第五章 小牧・長久手の戦いで家康は負けたのか?

会戦としての「小牧・長久手の戦い」と戦役としての「小牧・長久手の戦い」
小牧・長久手の戦い以前の政治状況
小牧・長久手の戦いの原因
通説への異論
家康が信雄に味方した理由
四月九日の会戦以前の状況
「三河中入」作戦について
四月九日の会戦
その後の戦い
家康・信雄と同盟を組んだ者の動向
秀吉と家康・信雄、どちらが勝ったのか?


第六章 なぜ家康は江戸に入ったのか?

家康、江戸に入る
江戸時代における諸説
日本近世史研究における諸説
中世の江戸に関する研究の進展
家康関東入国の背景
豊臣政権の街道整備と江戸
なぜ家康は江戸に入ったのか?


第七章 豊臣五大老としての家康

秀吉の死
五大老の実力
官位から見た五大老
五大老の役割と位置づけ
家康専制の確立
そして関ヶ原へ


第八章 最初から家康は石田三成と仲が悪かったのか?

家康にとっての邪魔者
小牧・長久手の戦い以前の家康と「取次」
小牧・長久手の戦いと家康・三成
家康の臣従と「取次」
対北条氏外交における家康と三成
豊臣政権下における家康と秀吉奉行人1──江戸入部前
豊臣政権下における家康と秀吉奉行人2──江戸入部後
家康と豊臣政権五奉行
家康包囲網と三成
秀吉没後の家康と三成
宿命づけられていた二人の対立


第三部
関ヶ原の戦い・大坂の陣における家康

第九章 小山評定は本当にあったのか?

従来の小山評定のイメージ
家康による上杉討伐の決定の経過
小山評定論争1──「七月十九日付福島正則宛て徳川家...

  1. 1.[書籍]

家康は「戦さ巧者」だったのか?
「小山評定」は本当にあったのか?
気鋭の研究者たちが明かす家康の「虚像」と「実像」!
人質時代から織豊時代、天下人になるまで、
その生涯を一級史料から追う。

辛抱強い戦略家、神君といった家康の一般的イメージは、
江戸期に創られた、家康を特別視する
「松平・徳川中心史観」に基づくものであり、誤りが少なくない。
本書では、今川氏の人質時代から信長との同盟時代、豊臣政権時代、
関ヶ原の戦い・大坂の陣の時代まで、
家康の生涯を一次史料に基づく最新研究からつぶさに検証。
俗説を排し、通説を見直し、真の家康像を浮き彫りにする。

作品の情報

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編集: 渡邊大門

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