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ちんどん屋 宣伝・広告と芸能のハブとなる生業

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フォーマット 書籍
発売日 2024年12月10日
国内/輸入 国内
出版社大阪大学出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784872598209
ページ数 96
判型 A4

構成数 : 1枚

はじめに

第1章 広告としてのちんどん屋
ちんどん屋と「広告」(山﨑達哉)
路傍広告業の先達たち(仮屋崎郁子)
囃子広告の系譜——浪花囃子、東囃子、都囃子、ちんどん屋(横田洋)
〝大大阪〟の時代と屋外広告三態——絵看板、アドビル、アドバルーン(橋爪節也)

第2章 街を廻る楽隊
企業の楽隊広告(山﨑達哉)
[写真]大所帯の楽隊による宣伝活動/楽隊の発展形/日本を飛び出した楽隊
街廻りと配るもの(山﨑達哉)
街廻りのなかで考えたこと(輪島裕介)
ブルガリアのちんどん屋——リマノフ兄弟と「楽師市場」(伊東信宏)

第3章 ちんどん屋と芸能
ちんどん屋の芸(山﨑達哉)
路上の語り芸としてのちんどん屋——口上とその周辺 (薗田 郁)
後家さんのウィンクの響き、おたかさんの仁義の響き——LP『ドキュメント 日本の放浪芸』におけるチンドン屋不在の理由を探る(鈴木聖子)

主な「東西屋」の系譜 明治~大正~昭和初期/関西ちんどん屋の系譜〈戦後編〉

あとがき

  1. 1.[書籍]

扮装をし、音楽を用いて人々の耳目を集め、宣伝文句の口上を述べる街頭の「広告代理店」ちんどん屋に様々な角度から光をあてる。ちんどん屋のもつ芸能的側面や音楽を伴う宣伝・広告業としての歴史的側面について考察した論考等を集めた。大阪大学総合学術博物館の企画展「ちんどん屋―宣伝・広告に活きるハブ(集積/中継/交流)芸能―」関連書籍。各企業が自社製品を周知するために活用した宣伝隊(楽隊)の写真をはじめとする図版も多数収録。

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