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聞書集考論 西行家集の脱領域研究

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フォーマット 書籍
発売日 2024年11月27日
国内/輸入 国内
出版社花鳥社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784868030096
ページ数 308
判型 A5

構成数 : 1枚

まえがき

第一部 聞書集総論
序章 聞書集概説
一 書誌と伝来
二 作品と思想

第一章 聞書集の成立
はじめに
一 聞書集の構成
二 「たはぶれ歌」の詠作時期
三 残集巻頭消息
四 聞書集と御裳濯河歌合の本文異同(推敲)
五 文治二、三年の聞書集・残集受容
おわりに

第二部 聞書集各論
第二章 法華経二十八品歌の達成
はじめに
一 設題と思想の依拠・一 ―山田説批判―
二 設題と思想の依拠・二 ―浄土教と本覚思想―
三 経旨歌からの離脱・一 ―主題と領域―
四 経旨歌からの離脱・二 ―主体的受容と心―
五 成立の時期
おわりに

第三章 十題十首釈教歌 ―歌題句の仏教思想と和歌表現―
はじめに
一 歌題句の偈頌についての主要資料一覧
二 歌題句の典拠と思想的位置
三 詠作時期と西行の仏教思想
四 歌題句と和歌表現
おわりに

第四章 隠者の姿勢 ―「たはぶれ歌」論―
はじめに
一 詠作時期と歌会の場
二 老人と子供の時間
三 隠者の表現
四 幼い悲恋と無用者の意識
おわりに

第五章 西行の聖地「吉野の奥」 ―道教・神仙思想と修験道の習合に注目して―
はじめに
一 西行の「吉野の奥」
二 仙薬「絳雪(紅雪)」の受容 ―漢詩文を中心に―
三 「絳雪(紅雪)」と和歌・連歌
四 「絳雪(紅雪)」と「吉野の奥」 ―道教・神仙思想と修験道―
おわりに

第六章 海賊・山賊の歌
はじめに
一 場
二 経験
三 表現
四 編成
おわりに

第七章 浄土・地獄と和歌 ―「十楽」と「地獄絵を見て」と―
はじめに
一 十楽の歌の背景
二 西行の「十楽」
三 西行の「地獄絵を見て」
四 「地獄絵を見て」前半部
五 「地獄絵を見て」後半部
おわりに

第三部 聞書集を外へひらく
第八章 巫女を詠む西行歌二首 ―「いちこもる」と「いたけもる」と―
はじめに
一 「いちこもる」歌の読解 ―姥神に注目して―
二 「いちこもる」歌の読解 ―「このてがしは」に注目して―
三 「いたけもる」歌の読解 ―初二句と「蝦夷が千島」との関連―
四 「いたけもる」歌の読解 ―山家集配列への目配りから―
おわりに

第九章 中世歌謡と和歌の空間表現 ―境界の表象を焦点に―
はじめに
一 道行きの今様
二 西行の境界に注ぐ眼
おわりに

第十章 西行の社会性 ―檜物工の歌を論じて聞書集に及ぶ―
はじめに
一 山家集の本文校訂
二 「檜物工」について
三 「まさき割る」の解釈
四 聞書集「同じ折節の歌に」
おわりに

付録 聞書集校訂本文

収録論文初出一覧
あとがき
索引

  1. 1.[書籍]

西行の真の姿とは。

『聞書集』の総体を論じた待望の研究書。
文学研究に立脚した作品読解を基礎としつつ、歴史・民俗・宗教などさまざまな分野に越境。
『聞書集』を端緒として、西行とその和歌の全体像に多角的視点から迫る。

作品の情報

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著者: 宇津木言行

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