Traks Boys、((( さらうんど )))、吉澤成友(YOUR SONG IS GOOD)とのユニットなど精力的にリリースを重ねている XTAL(クリスタル)による3作目となるソロアルバム『EKO(エコー)』がカクバリズムよりリリース決定!
川崎工場地帯の某工場屋上にて行われているインダストリアル・レイブパーティー「DK SOUND」で、k404とのTraks BoysとしてレジデントDJを務め、Jun Kamodaとのバンド((( さらうんど )))、Your Song Is Goodのギタリスト吉澤成友とのユニット、様々な海外レーベルで活躍する岡山在住のダンスミュージック・プロデューサー、KEITA SANOとのユニットでも、精力的にリリースを重ねているXTAL。Crue-L Recordsからの1st『Skygazer』(2016年)、自主レーベル Cizimaからの2nd『Aburelu』(2020年)に続く3作目となるソロアルバム『EKO』がカクバリズムより2024年12月4日(水)に限定LPでリリース決定。前作『Abureru』から続く、自身が受けた音楽的影響をオルタナティブな形で変換し、グリッドから自由にはみ出していくような方向性に加え、ヴォイスサンプル、ゲストヴォーカル(Achico、畳野彩加)を用いたメロディアスなボーカルトラックが増えているのが今作の大きな特徴であり、アルバム全体に通底する静謐さを印象づけている。ミックス、マスタリングはXTAL自身が担当、アートワークはKotsu(CYK)が担当している。先行シングル第1弾となった「BCF」は、メロディアスなピアノループと荒々しく明滅するドラムが混在する、アルバムを象徴するインストゥルメンタルトラック。アルバムを締めくくるラスト2曲、ギターに潮田雄一、ヴォーカルにAchicoを迎えたXTALの敬愛するSAKANA「Rocking Chair」のカヴァー、畳野彩加(Homecomings)のヴォーカルをフィーチャーした「QSFQLP3」は秀逸な仕上がりに。
発売・販売元 提供資料(2024/11/06)
(((さらうんど)))での活動やTraks Boysでもシーンを沸かせるXTALの3作目。ピアノやベースをあしらったアンビエント・テクノを中心に、畳野彩加(Homecomings)の浮遊する声が彩りを加えた"QSFQLP3"などのヴォーカル・トラックも収録されている。Achicoと潮田雄一を迎えたsakanaの名曲カヴァー"Rocking chair"の深い余韻も含め、音楽家としての深化を見せた良作!
bounce (C)郡司和歌
タワーレコード(vol.493(2024年12月25日発行号)掲載)