新進気鋭のラッパー、イライジャ・ケスラーのデビュー・アルバムが完成。インストゥペンドやノサッジ・シングも参加し、チャズ・ベアー(トロ・イ・モワ)がプロデュースを手掛けた『ライトスピード』、リリース。 (C)RS
JMD(2024/11/06)
新進気鋭のラッパー、イライジャ・ケスラーのデビュー・アルバムが完成。インストゥペンドやノサッジ・シングも参加し、チャズ・ベアー(トロ・イ・モワ)がプロデュースを手掛けた『ライトスピード』、リリース。
Elijah Kesslerは、後に『LIGHTSPEED』となる最初のセッションが行われたとき、まだ10代だったが、子供の頃からメロディック・ラップという独特のスタイルを確立していた。高校時代にInstupendoと一緒に活動をするようになってから、公に音楽を発表するようになり、寄宿学校の寮の部屋からSoundcloudに曲をアップロード。その楽曲がToro y MoiことChaz Bearの耳に留まり、Toro y Moiのミックステープ『Soul Trash』への参加を契機として、二人のコラボレーションはスタートした。アルバムの構想が頭に浮かんだElijahは、自宅の地下に仮設のスタジオを設置。すぐにデモをレコーディングし、Bearの送付。Bearはそれを独自のフィルターで磨き上げ、まったく新しいものに変えていく。こうして、Elijahの即興性とメロディの才能、そしてBearの音のパレットが融合した、独特のサウンドが生まれつつあった。その後数年間、著名なプロデューサーであるNosaj ThingとInstupendoが参加し、プロジェクトは成長し続け、マイアミ、ニューヨーク、サンフランシスコを行き来しての個人セッションが続き、アルバムの形が出来上がっていった。
発売・販売元 提供資料(2024/11/05)
NYのラッパーが発表したデビュー・アルバムは、メロディアスな側面が際立つ作品だ。レーベルを主宰するチャズ・ベアー(トロ・イ・モワ)がプロデュースを担い、インストゥペンドやノサッジ・シングも参加して作られたサウンドは現在の潮流を手堅く押さえながら、多彩なアレンジが施されている。無駄な装飾やギミックに頼らないスマートなプロダクションも印象的だ。
bounce (C)近藤真弥
タワーレコード(vol.474(2023年5月25日発行号)掲載)