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平和の遺伝子 日本を衰退させる「空気」の正体

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フォーマット 書籍
発売日 2024年12月23日
国内/輸入 国内
出版社白水社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784560094716
ページ数 240
判型 46

構成数 : 1枚

はじめに
序章 新型コロナで露呈した「国家の不在」
リスクをきらう古い脳/ゼロリスクの法則/人はなぜリスクを錯覚するのか/コロナ専門家の暴走
I 暗黙知という文化遺伝子
第一章 文化はラマルク的に進化する
文化は学習によって蓄積される/個体レベルと集団レベルの淘汰/協力する猿/集団淘汰の法則/遺伝と文化の共進化/大きな脳が「共同主観性」を生んだ/利己主義は合理的ではない/偏狭な利他主義
第二章 「自己家畜化」が文化を生んだ
脳は「空気」を読むためにできた/理性は感情の奴隷/理性は人間の本質ではない/言語を生んだ「自己家畜化」/新しい社会ダーウィニズム/閉じた社会とチキンゲーム
II 国家に抗する社会
第三章 縄文時代の最古層
人類を変えた「定住革命」/農耕なき定住社会/贈与というコミットメント/感染症がケガレを生み出した/日本人はなぜ「無宗教」なのか/縄文式土器は何の役に立ったのか/国家を拒否した縄文人/剰余を蕩尽して平和を維持する/アイヌは縄文人の化石/国家に抗するアナーキー
第四章 天皇というデモクラシー
戦争は人類の本能か/農耕が戦争と国家を生んだ/世界宗教は国家とともに生まれた/水田稲作が生んだデモクラシー/古墳時代からヤマト王権へ/「男系の皇統」は存在しなかった/天皇家は「ウルトラマンファミリー」/「まつりごと」の構造
III 「国」と「家」の二重支配
第五章 公家から武家へ
「職」の体系/表の「国」と裏の「家」/「氏」から「家」へ/武士は京都で生まれた/核家族から直系家族へ/遊牧民が世界史をつくった/国家権力をきらう「無縁」の原理/無縁の民はなぜ自由を求めたのか/一揆は移動民の結社
第六章 長い江戸時代の始まり
凍結された戦国時代/関ヶ原で決まった権力分散/蕩尽で平和を守った徳川幕府/幕府という「無頭の合議体」/喧嘩両成敗の法治主義/主君押込の構造/稟議というデモクラシー/権力の分散する「ジャンケン国家」/勤勉革命のエートス/「正社員」としての百姓/武士の「自己窮乏化」/水戸学と尊王攘夷
IV 近代国家との遭遇
第七章 明治国家という奇蹟
長州が戦国時代を解凍した/廃藩置県は「居抜きの革命」/天皇はキリスト教の代用品/部分が全体を決める軍隊/自転する組織/軍国主義は普通選挙から生まれた/大政翼賛会という幕府
第八章 平和の遺伝子への回帰
日本国憲法は押しつけだったのか/自民党は「小農の党」/小農から中小企業へ/家畜から社畜へ/高度成長を支えた「家」からの逃亡/万年野党を支えた平和の遺伝子/自民党と大蔵省の二重支配/安倍首相の破壊した「まつりごと」の構造/日米同盟という「院政」/平和国家の生存バイアス
第九章 大収斂から再分岐へ
冷戦終了と大収斂へ/資本主義がプロテスタンティズムを生んだ/グローバル化できなかった半導体産業/デフレの正体は製造業の空洞化だった/ハートランド対リムランド/ユーラシア国家の時代/新しい冷戦
終章 定住社会の終わり
新しい中世末期/「小さな政府」は可能か/定住社会から移動社会へ
索引/註

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作品の情報

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著者: 池田信夫

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