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ベトナムの経済発展と未来 日本の開発協力と日越企業の経営・人材戦略を通じて

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フォーマット 書籍
発売日 2024年12月09日
国内/輸入 国内
出版社芙蓉書房出版
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784829508909
ページ数 384
判型 A5

構成数 : 1枚

第1部
第1章 日本のODA政策とベトナム
第2章 「アジアの奇跡」と経済発展
―1990年代のベトナムの「離陸」―
第3章 1990年代のベトナムの経済発展と日本・ベトナム貿易
―繊維産業への注目―
第4章 フォーク株式会社の1990年代の取り組み
―縫製業のケース
第5章 外国直接投資(FDI)は国民生活に役立つか?
第2部
第6章 巨大都市ホーチミン市の変貌とFDI
第7章 ベトナムの産業政策 IT化への歩み
第8章 ベトナム企業の新展開と課題
―企業法の変遷と「天満ベトナム事件」に着目して―
第9章 ビングループのスマホ事業への進出と撤退
第10章 Tiger Vietnamのケース
―ベトナムでの人材育成への取り組み―
第11章 ベトナムにおけるガス供給機器メーカーのグローバル戦略
―矢崎総業、I・T・O、桂精機製作所(カツラベトナムKVN)を通して―
終 章 ベトナムの未来

  1. 1.[書籍]

ベトナム国家という主体は、その「近代化」、「グローバル化」、「先進国化」に向け、その経済・社会・政治システムを世界に開いてきた。先行する東アジアそして東南アジア諸国の発展プロセスを目標にする-「絶対化」-とともに、自国にあった形で、それを「相対化」―「中進国化」-してきた。そして、日越間の経済的相互依存関係という点では、日本政府や日本企業、また、組織における人材や個人の果たした役割も小さくはない。それは、例えば、日本政府の開発協力であり、日本企業のベトナムへの投資であり、また、諸組織に属しているかいないかを問わず、経済活動やそれにとどまらない教育・文化・社会活動を行ってきた個人の果たした役割を容易に想像することができる。また、ベトナムからみれば、日本を含む、海外企業からのベトナムへの投資の状況とそれを受け入れるベトナム側での法的整備やインフラ整備、人材育成などが重要なテーマとなっていた。そして、政府、企業等における汚職などの防止を含む、広義の「経済安全保障」も重要なテーマであった。ベトナムの未来をさらに切り拓いていくための現状の課題について、「経済安全保障」という側面からも考察していくことも重要な課題としている。こうした課題の検証を行ったのが本書である。

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