2021年に50歳の若さで亡くなったDMXは、1998年のデビュー・アルバムから5作連続で全米チャート初登場1位を記録した史上初のアーティスト。
そんな彼はラッパーとしてはもちろん、敬虔なクリスチャンとしても知られており、生前にも罪や救済に焦点を当てた楽曲を「The Prayer」シリーズとしてアルバムに何度も収録していた。
今作『Let Us Pray: Chapter X』は、彼が残した祈りの言葉やライミングを使用し、今までにKanye WestやAlicia Keys、Brandyなどを手掛けたグラミー賞受賞プロデューサー、Warryn Campbellがトラックを制作。
そこにSnoop Dogg、Killer Mike、MC Lyte、LeCrae、Mary Mary、Terrace Martin、Lena Byrd Milesといった親交のあったラッパーやミュージシャンなどが参加した新曲が収録されている。
発売・販売元 提供資料(2024/10/31)
2021年の遺作『Exodus』に続くDMXの楽曲集は、ウォーリン・キャンベルが故人の厳かな祈りや激しい語りを用いたゴスペル的な作品だ。4曲+そのインスト4曲という構成のEPで、メアリー・メアリーとキラー・マイクを交えた"Favor"をはじめ、レクレー、MCライトが参加。スヌープ・ドッグ&テラス・マーティンらとの"Until I'm Gone"がジャジーで味わい深い。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.493(2024年12月25日発行号)掲載)