シャロン・ヴァン・エッテン、約3年振りとなる新作が完成。バンドとの完全な共同作業で制作され、シャロン・ヴァン・エッテン&ジ・アタッチメント・セオリーとしてリリースされる初のアルバム。
Sharon Van Etten & The Attachment Theoryは、Jagjaguwarからリリースされるセルフタイトルのデビュー・アルバムをアナウンスし、リード・シングル/ビデオ「Afterlife」を公開した。Sharon Van Etten & The Attachment Theoryは、Van Ettenのサウンドとソングライティングの爽快な新次元を提示する。Jorge Balbi(drums、machines)、Devra Hoff(bass,、vocals)、Teeny Lieberson(synth、piano、guitar、vocals)からなる彼女のバンドとの完全な共同作業でアルバムは書かれ、レコーディングされた。テーマはタイムレスでクラシックなSharonだが、サウンドは新しく、完全に現実化され、ガラスのように鋭い。この新しいアプローチは、次のツアーのために砂漠でリハーサルをしているときに、Van Ettenがバンドを創作プロセスに招き入れて始まった。「生まれて初めて、バンドにジャムっていいかと尋ねた。これは、私の口から今まで出たことはなかった言葉だった。けど、私たちが出す全ての音が最高だった。『どうなるんだろう?』ととても興味深かった。明らかに魔法だった。1時間で2曲書いて、『I Can't Imagine』と『Southern Life』になった」とVan Ettenは語る。アルバムは、Eurythmicsのかつてのスタジオ、The Churchでレコーディングされ、エレクトロニクスとアナログのテクスチャーがミックスされたバンドの神秘的なサウンドに完璧にマッチした。プロデュースはMarta Salogni(Bjork、Bon Iver、Animal Collective、Mica Levi)が手掛けた。
発売・販売元 提供資料(2024/11/05)
シンガー・ソングライターのシャロン・ヴァン・エッテンが結成したバンドによるデビュー作。素朴でキャッチーなギター・フレーズが耳に残る"Idiot Box"を筆頭に、本作はニュー・オーダーなどのポスト・パンクを想起させる曲が多い。性急なグルーヴが特徴の"Indio"など、過剰なプロダクションを避けた生々しいローファイ・サウンドが目立つのも印象的。
bounce (C)近藤真弥
タワーレコード(vol.496(2025年3月25日発行号)掲載)