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臨床製剤学[電子版付](改訂第5版増補)

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フォーマット 書籍
発売日 2025年01月17日
国内/輸入 国内
出版社南江堂
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784524404926
ページ数 444
判型 B5

構成数 : 1枚

【改訂第5 版増補の序】
本書は薬学6 年制導入初年度の2006 年に発刊された初版をスタートに,改訂モデル・コアカリキュラム導入後の薬学生の教育に使用されてきた.この間改訂を重ね,この度改訂第5 版増補となった.

初版の序でも述べているように,本書は,医療現場において新しい医薬品(製剤)が次々と登場し承認審査体制も変化するなかで,薬の専門家として責任をもってチーム医療や医薬品開発に参画できる薬学生の育成を目的に刊行された. 第I章「製剤の基礎物理化学」,第II章「医薬品の開発と品質・安全性の確保」,第III章「各種医薬品製剤」,第IV章「臨床製剤」という4 部構成となっており,製剤の基礎から,医薬品の開発・承認,各種剤形,臨床現場での製剤(医薬品)の実際について順序だてて学習できるようになっているが,オムニバス的な各章の学習も可能である.

改訂第5 版においては,第十八改正日本薬局方への対応の必要性,新しい臨床製剤登場等を考慮し,大幅な改訂を行い,かつ薬学生に使用しやすいよう工夫をした.以下にその変更内容について記す.

・ 全章を通じて学生がイメージしにくい特殊な剤形や製剤機械等のイラスト,写真を多数追加した.
・第II章ではバイオ医薬品やバイオ後続品(バイオシミラー)の解説を拡充した.
・ 第III章のドラッグデリバリーシステム(DDS)の内容を一新し,第IV章の臨床製剤の大部分についても内容を一新した. ・ ユニークな製剤や最新技術を用いた製剤学的工夫,高額医薬品の薬価など読み物的な内容を新たにコラムとして追加した.
・ 章末の練習問題については関連する本文参照頁を極力挿入した.また,図や表を見て考えさせる演習問題を新たに追加した.

改訂第5 版増補では,改訂第5 版の内容に一部手を加えた上で,電子版付きとした.

本書を有効活用していただくことで,臨床薬剤師として,あるいは製薬分野で活躍するための基盤の醸成に繋がるものと考える.薬学生のみならず,現職の薬剤師の方々,製薬企業の方々にも,本書を活用いただきたい.

最後に,今回の改訂作業に格別なご尽力をいただいた南江堂出版部の諸氏に深謝する.

2024 年12 月
編集者一同



【初版の序】
平成18 年という薬学6 年制導入の節目に,本書「臨床製剤学」を刊行することを真に喜ばしいことと思う.薬学教育については,すでにその内容を標準化し到達点を明瞭化した薬学教育モデル・コアカリキュラムが提示されている.薬学教育の最終目標は,薬学の基礎学問を十分に習得し,それを基盤として医療現場や製薬など幅広い分野で活躍するために必要な知識・技能・態度を兼ね備えた学生を育て上げることであろう.近年,介護者や高齢者などのQOL 改善を目的とした口腔内崩壊錠剤の開発・導入が盛んである.医薬品(製剤)の承認審査の体制も大きく変革した.遺伝子製剤や新たな病院製剤やキット製品も登場しつつある.かかる中,本書はそのような新しい医薬品(製剤)の登場に対応し,薬の専門家として責任をもってチーム医療や医薬品開発に参画できる薬学生の育成を目標に刊行された.

本書は,I.製剤の基礎物理化学,II.医薬品の開発,III.各種医薬品製剤,IV.臨床製剤の4 部構成で,製剤の基礎である物理化学から,医薬品(製剤)の開発,局方医薬品,さ.,...

  1. 1.[書籍]

製剤に関する内容を基礎から臨床まで⼀貫して解説した教科書.基礎物理化学・剤形に加え,病院・薬局製剤,注射剤の調整など臨床で必要な内容まで幅広く解説.剤形や製剤機械は実際の写真を掲載し,初めて学ぶ学生でも内容をイメージしやすいよう工夫した.今回の増補では改訂第5版の内容を一部更新したたうえで,電子版付とした.第十八改正日本薬局方に対応.

【改訂第5 版増補の序】
本書は薬学6 年制導入初年度の2006 年に発刊された初版をスタートに,改訂モデル・コアカリキュラム導入後の薬学生の教育に使用されてきた.この間改訂を重ね,この度改訂第5 版増補となった.

初版の序でも述べているように,本書は,医療現場において新しい医薬品(製剤)が次々と登場し承認審査体制も変化するなかで,薬の専門家として責任をもってチーム医療や医薬品開発に参画できる薬学生の育成を目的に刊行された. 第I章「製剤の基礎物理化学」,第II章「医薬品の開発と品質・安全性の確保」,第III章「各種医薬品製剤」,第IV章「臨床製剤」という4 部構成となっており,製剤の基礎から,医薬品の開発・承認,各種剤形,臨床現場での製剤(医薬品)の実際について順序だてて学習できるようになっているが,オムニバス的な各章の学習も可能である.

改訂第5 版においては,第十八改正日本薬局方への対応の必要性,新しい臨床製剤登場等を考慮し,大幅な改訂を行い,かつ薬学生に使用しやすいよう工夫をした.以下にその変更内容について記す.

・ 全章を通じて学生がイメージしにくい特殊な剤形や製剤機械等のイラスト,写真を多数追加した.
・第II章ではバイオ医薬品やバイオ後続品(バイオシミラー)の解説を拡充した.
・ 第III章のドラッグデリバリーシステム(DDS)の内容を一新し,第IV章の臨床製剤の大部分についても内容を一新した. ・ ユニークな製剤や最新技術を用いた製剤学的工夫,高額医薬品の薬価など読み物的な内容を新たにコラムとして追加した.
・ 章末の練習問題については関連する本文参照頁を極力挿入した.また,図や表を見て考えさせる演習問題を新たに追加した.

改訂第5 版増補では,改訂第5 版の内容に一部手を加えた上で,電子版付きとした.

本書を有効活用していただくことで,臨床薬剤師として,あるいは製薬分野で活躍するための基盤の醸成に繋がるものと考える.薬学生のみならず,現職の薬剤師の方々,製薬企業の方々にも,本書を活用いただきたい.

最後に,今回の改訂作業に格別なご尽力をいただいた南江堂出版部の諸氏に深謝する.

2024 年12 月
編集者一同

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