東京で活動する2人組のロックバンド Klan Aileen(クランアイリーン)が、Zamboa(ザンボア) へと改名し、約6年ぶりとなる4thアルバム『未来』を自身のレーベルである<Jolt!Recordings>からリリース。 (C)RS
JMD(2024/10/24)
Klan AileenからZamboaへ。
"未然形"の音楽がここに開花する!
東京で活動する2人組のロックバンドKlan Aileen(クランアイリーン)がZamboa(ザンボア)へと改名し、約6年ぶりとなる4thアルバム『未来』を自身のレーベルであるJolt!Recordingsからリリースする。「都会」を離れ、明確に「田園」的な音楽を作ることをテーマに、自然の静けさや、長閑さ、何かが「息をひそめている」ような「予感」そのものを音楽に落とし込むことを試みた、彼らのディスコグラフィーの中でも最も神秘的かつ凶暴なアルバムとなった。2019年から2024年までの約5年間の間に行われた全てのリハーサルに録音機材を持ち込み、サウンドチェックを含めた「全てを録音する」という途方もない制作過程を辿った今作『未来』は、音の背景にいる演奏者の身体を幻視させるほど生々しいサウンドスケープをもって結実した。透明度の高い歌声と幽暗なメロディが、日本民謡とバックビートの狭間にある、ロックともジャズともつかない極めて個性的なビートと合わさることによって「精神のダンスミュージック」として立ち上がってくる。この作品が捉えた「リラックスした演奏のタッチ」「大胆さ」「無計画さ」は、テクノロジーの発展に伴ってますます匿名化され無菌化していく現代のロックミュージックの世界に投じられる異物として、あるいは謎として、「"未然形"の音楽」の名の下に花開くだろう。Vo/Gtの澁谷亮が録音とミックスを、ツバメスタジオの君島結がマスタリングを手掛けている。
発売・販売元 提供資料(2024/10/21)