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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年12月02日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 名古屋大学出版会 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784815811730 |
| ページ数 | 448 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
序 章 神仏融合史研究序説
はじめに
1 仏法と神信仰の親和性
2 研究史の回顧と用語の検討
3 本書の構成
第一部 総 論
第I章 日本における神仏融合の成立と展開
はじめに
1 中国の神仏融合思想の受容
2 中国の仏書の記述
3 8・9世紀における神宮寺の建立
4 〈護法善神〉の思想の受容
5 自然災害・疫病と神仏融合
6 「鬼神」と「神」
7 〈鎮守〉の思想
8 神仏の聖地としての山 —— 山岳寺院と神信仰
むすび
第II章 神仏習合学説形成史の批判的考察
はじめに
1 宗教の構成
2 辻善之助の学説の成果と問題点
3 津田左右吉の学説の成果と問題点
4 「神仏習合」説の展開と研究の現段階
むすび
第二部 各 論
第III章 多度神宮寺と神仏融合
—— 中国の神仏融合思想の受容をめぐって
はじめに
1 多度神宮寺伽藍縁起并資財帳
2 神宮寺の論理
3 中国仏法における神
4 神仏融合思想の受容と実践
むすび —— 同一性と差異
第IV章 最澄の神仏融合と中国仏教
はじめに
1 最澄の神仏融合思想の系譜
2 最澄が見た天台山
3 比叡山の神仏融合
むすび
第V章 宗叡の白山入山をめぐって
—— 9世紀における神仏融合の進展
はじめに
1 宗叡の活動
2 宗叡と白山
3 泰澄の相対化
むすび
第VI章 鬼と神と仏法
—— 役行者の孔雀王呪法を手がかりに
はじめに
1 『続日本紀』に記される役小角
2 『日本霊異記』上巻第28の役優婆塞
3 孔雀王経典の翻訳
4 奈良時代における孔雀王経典と孔雀王信仰
5 役行者と葛城峯一語主大神の関係
6 孔雀王経典における仙と鬼神
むすび —— 鬼神と仏法
第VII章 垂迹思想の受容と展開
—— 本地垂迹説の成立過程
はじめに
1 垂迹の思想
2 垂迹思想の受容
3 垂迹思想の展開
4 本覚、本地、本体、本縁の登場
5 垂迹と本地 —— むすびにかえて
付 論 恵亮の表の読解
—— 駒井匠氏の見解に寄せて
第VIII章 本地垂迹説の成立とその特質
はじめに
1 「本地」の思想の登場
2 「本地」の概念の典拠とその思想的特質
3 本地、影像そして垂迹 —— 済暹による〈本地垂迹説〉の理論的成立
4 〈本地垂迹説〉の確立
5 密教と神社
むすび
終 章 神仏融合史の特質
はじめに
1 仏法の理解、神信仰の理解
2 日本における神仏融合史の諸段階 —— 時期区分
3 仏法の共通性、神信仰の個性
4 神仏融合史の世界史への位置づけとその評価
むすび
注
あとがき
図表一覧
索 引
アジア各地に見られる神仏の〈融合〉は、日本ではどのように導入・発展・定着し、その過程でいかなる独自性を獲得したのか。神宮寺建立とそれを支えた思想から、山岳信仰や鬼神観念、本地垂迹説の成立まで、仏法と神信仰の重層的な融合過程をつぶさに検討。日本の宗教を世界史的視座から再考する。

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