90年代前半の肥沃なアンダーグラウンド・ロック・シーンから生まれたデンバー出身の偉大なバンド、The Fluid。Mudhoney、Nirvana、Soundgarden、Dinosaur Jr.等と肩を並べた彼らのインディー・レーベルの全カタログがリマスター&リミックスされリイシュー。1986年のデビュー・アルバム。
The Fluidは、80年代後半から90年代前半の肥沃なアンダーグラウンド・ロック・シーンから生まれた偉大なバンドだ。John Robinson(Vo)、James Clower(G)、Matt Bischoff(B)、Garrett Shavlik(Dr)、故Ricky Kulwicki(G)からなるデンバー出身の5人組は、80年代ハードコア、デトロイト・プロトパンク、60年代ガレージ・ロック、70年代ロックのスワッガーを融合させた。それは、MC5、Faces、70年代のStonesを想起させ、Sex PistolsやBlack Flagのシングルをハイヴォリューム/ハイテンションにしたものだ。The Fluidは、シアトル以外で初めてSub Popと契約したバンドで、シアトルのCentral Tavernで行われた初期のライヴでは、Mudhoney、Mother Love Bone、Soundgarden等とステージ上で互いに凌ぎを削った。バンドは、パンク/ロック/メタルのどのジャンルであろうと、轟音リフと爆発的なライヴ・ショーへのこだわりを共有するSub Popの新進アーティストにぴったりはまった。Mudhoney、Nirvana、Soundgarden、Dinosaur Jr.等と肩を並べ、アメリカやヨーロッパをツアー。1986年から1993年にかけて、4枚のアルバムと、1991年のNirvanaとのスプリット7インチを含む数多くのEPやシングルを発表した。Sub Pop、The Fluid、プロデューサーのJack Endino(Nirvana、Soundgarden、High on Fire、Mudhoney)は、The Fluidのインディー・レーベルの全カタログ(1986年のデビュー作『Punch N Judy』、1988年の『Clear Black Paper』、1989年の『Roadmouth』、『Nevermind』で有名なButch Vigのプロデュースによる1990年の『Glue EP』)をリフレッシュしてリイシューするために手を組んだ。すべての音源は、EndinoとJJ Goldenによってオリジナル・テープからリマスタリングされ、その大部分はEndinoとバンドによって入念にリミックス。オリジナル・レコードの衝撃を弱めていたいくつかの音の癖が修正された。
発売・販売元 提供資料(2024/10/28)
The Fluid added a bit more depth to its sound for its Sub Pop debut, which greatly bolstered the group's approach to bluesy hard rock. But Clear Black Paper doesn't convey a whole lot of original feeling with its plain lyrical content and dry-bones structure. Improved, but still bare. ~ Matt Carlson
Rovi