The Heraclitean Two-Step, Etc. ［4CD+Book］

フリージャズの生き字引的な存在のエヴァン・パーカーの2024年新作アルバムはソロによる4枚組CD、120ページ・ブックレット付の大作

CD 1, Unitarian Chapel, Warwick, 1994 and 2023:

アンディ・アイシャムは、1994 年 6 月 29 日にウォリックのユニタリアン チャペルでコンサートを開催しました。長いコンサートの一部として、私は CD 1 の最初のトラックであるソプラノのソロ曲を演奏しました。それは単独でリリースするには長さが足りず、話は進みました。それ以来、私はその曲を何度も繰り返し演奏しています。なぜなら、それは私が今までに演奏したソロ演奏の中でも最高のものの一つだと思うからです。チャペルに戻って、その演奏を引き出した空間の何が原因なのかを確かめようというアイデアが浮かびました。アイデアが形になるにつれて、同じ川に 2 度足を踏み入れることはできないというヘラクレイトスの格言も頭に浮かび始めました。そして、タイトルができました。「コンセプト」、少なくともその思いつきは…

CDs 2-4, a sequence of solo recordings made at Arco Barco, Ramsgate, 2018-24:

私はトランスマップのもうひとり、マット・ライトから、ケント海岸のラムズゲートにあるフィリペ・ゴメスと彼のアルコ・バルコ・スタジオを紹介されました。スタジオは港を見下ろす、かつての雑貨屋の仕事場の上階にあります。ロフトスペースにはコントロールルーム、ライブメインルーム、そして反響の少ない小さめの部屋があります。ライブルームの音響反応とフィルの録音への情熱により、アルコ・バルコは私のお気に入りのスタジオとなり、私はできるだけ頻繁にそこで録音しています。
何度も訪れる中で、フィルはさまざまなマイクとその配置をテストしました。その変化により、一部の録音は他の録音よりも明らかに「ドライ」または「クローズ」になります。考え方の多くは、故マイケル・ガーゾンと彼の先駆的なアンビソニックスの研究に触発されました。私がこれらの機会に持ち込んだのは、リードの挙動とアンブシュアの多様性、そしておそらく最も重要なのは私の心の状態です。