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荒川放水路ものがたり

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構成数 : 1

まえがき

1 荒川の歴史
1 荒川のすがた
2 利根川・荒川の移り変わり
3 荒川のおもな洪水
4 熊谷堤

2 明治末期の大洪水
1 明治40年の大洪水
床の上でさざ波/住民が堤の上でにらみ合い
2 明治43年の大洪水/
圦を閉じて炊き出しを/洪水を知らせる寺々の鐘
飲み水をもらいに舟で/流されていく家
平方電報/農業用の舟で逃げる
千住の町と天皇の勅使/電話を堤の桜につるす
軍も出動した向島・本所・深川/農家は種籾さえもなく
免租の願いと炊き出しの報告

3 荒川放水路開削が決まるまで
1 東京市議会・帝国議会でのようす
2 放水路の位置と陳情書
3 内務省の放水路計画

4 用地買収から立ちのきへ
1 千住土地収用所のはたらき
2 江北村
江北村の調査と買収/水場は安く買収された
墓もいっしょに越した
3 西新井村
とりあえず立ちのく/通帳を見ては嘆いた
4 千住の北をまわって
千住元宿の人たちと感旧碑/川底の地図
流れの下になった家/伊興は土地が高いから
24戸の村に20戸の移転/神社も移転
移転は第一次世界大戦の年/農民の心情は
移転して分教場に
5 葛飾・墨田あたり
編入されたりなくなったりした村/コロで引いてきた家
買収ときいて寝込んでしまった/消えた木下小学校
立ちのいた宝蔵寺/「寺の前」の家も立ちのく
立ちのいた牛たち/「役場の家」の移転
木下川薬師の場合/上木下川の村と立ちのき
万福寺と下木下川の村/白髭神社
6 一路海へ
消えた江戸川の平井小学校・松川小学校/千葉街道の四股
最後は何もなくなって/農業をあきらめて大工に
老婆の述懐/最後の立ちのき/裁判のその後

5 工事と人びとのくらし
1 荒川放水路工事
2 流域の人びとと放水路工事
少年の目にうつった工事/ドロ汽車の煙で焼けた農家
本木圦/交通を遮断しないで下さい
宮城・小台からの通学/事故にあった人たち
放水路の生き物/文明の灯は二つの川を越えて
ジャリと交換した昼飯/命からがらの行列と土手
土手の仕上げと低地の埋め立て/ゆれる浮き橋
管理人の川門さん/千住機械工場と仮船溜
トロッコと機関庫と子どもたち/エキスカの響
遠くなった駅/工事で働いた人びとと一日の賃金
震災のときの旧四つ木橋あたり/震災のあとの土手や河川敷
小松川橋とエピソード/放水路下流の水運と閘門
村の分離統合/岩淵水門上流の買収と工事

6 荒川放水路と青山士氏
講演・荒川改修工事に就いて/青山士氏の歩いた道

7 荒川放水路ができあがる
通水式と小さな記念碑/土手の高さ

8 荒川放水路とあゆむ
放水路にできた渡し/子どもの天地
放水路の夏/河川敷に下りた飛行機
土手の草を軍馬のえさに/河川敷にチューリップ
空襲と青空教室/荒川は炎の川であった
食料不足と河川敷の耕作/荒川飛行場と足立第八中学校
河川敷の連合運動会など/その後の大水害
さびれる水運と閘門/草刈の碑
新四つ木橋架橋中の事故/旧四つ木橋下手の試掘
釣り船屋の四季/荒川放水路の花火
あとがき
年表

補章 絹田幸恵さんのことと、その後の()...

  1. 1.[書籍]

安田浩一さん(ノンフィクションライター)推薦!
「荒川の歴史をわかりやすく、しかもていねいに足を使って調べ上げた書は、ほかにない。文句なしの名著だ。」

利根川東遷・荒川西遷工事により、江戸の大動脈となった荒川(隅田川・大川)。大きな繁栄をもたらしたいっぽうで、毎年のように洪水で多数の犠牲者を出す暴れ川でもあった。明治末の大洪水を契機に、人と街を守るため24kmの大放水路が計画される。19町村の1300戸にふってわいた立ち退き、工事をめぐる軋轢、そして震災。
教え子の疑問に触発された著者が、20年ちかくにわたって地域の生き証人から聞き歩き、資料を渉猟して再現した人と川のものがたり。

作品の情報

メイン
著者: 絹田幸恵

フォーマット 書籍
発売日 2025年10月21日
国内/輸入 国内
出版社太郎次郎社エディタス
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784811808697
ページ数 272
判型 A5

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