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モバイルアプリアクセシビリティ入門── iOS+Androidのデザインと実装

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フォーマット 書籍
発売日 2024年11月21日
国内/輸入 国内
出版社技術評論社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784297146023
ページ数 264
判型 A5

構成数 : 1枚

■■第1章 モバイルアプリのアクセシビリティとは
■1.1 アクセシビリティとは
言葉としての定義
ユーザビリティとの対比
アクセシビリティは利用しやすさ?
アクセシビリティは障害者・高齢者対応?
■1.2 さまざまな状況で使えるモバイルアプリ
モバイルアプリは形を変えられる
アクセシビリティ機能と利用状況
弱視・ロービジョン
色覚特性・色弱
全盲
上肢障害
聴覚障害
認知・学習障害
加齢と障害
一時的な障害
医学モデルと社会モデル
■1.3 モバイルアプリのアクセシビリティに取り組む理由
多くの人が長い時間向き合うモバイルアプリ
アクセスできない人を減らし、ユーザーを増やせる
障害者の概況とアクセシビリティの必要性
高齢者の概況とアクセシビリティの必要性
アクセスできると口コミが広がり、市場が生まれる
コラム 加齢と身体障害の相関と増加
ユーザビリティを高められる
権利を守り、法を遵守できる
障害者差別解消法、「合理的配慮」と「環境の整備」
合理的配慮・環境の整備・Webアクセシビリティ(1)──公共機関の場合
合理的配慮・環境の整備・Webアクセシビリティ(2)──民間事業者の場合
モバイルアプリも「情報アクセシビリティ」に含まれ、「環境の整備」の対象である
アメリカではすでに訴訟リスクに
■1.4 モバイルアプリのアクセシビリティガイドライン
WCAGと各種ガイドラインの関係性
技術に依存しないがゆえのWCAGの読みにくさ
WCAGの3つの適合レベルとその内容
レベルAとマシンリーダビリティ
非干渉──ほかの部分が見れなくなるような表現を避ける
レベルAAとヒューマンリーダビリティ
レベルAAAは「強化版」
iOS・Androidのガイドライン
iOSのアクセシビリティガイドライン
Androidのアクセシビリティガイドライン
企業が公開している独自ガイドライン

■■第2章 モバイルアプリのデザインとアクセシビリティ
■2.1 モバイルアプリにおけるデザインの位置付け・役割
デザイナー視点でのアクセシビリティのとらえ方
UIの道具性とブランドの演出装置──それぞれの役割、意識配分・棲み分け
ブランディングとしてのアクセシビリティ活用
デザインを行ううえでの基準としてのアクセシビリティ活用
アクセシビリティの準拠ラインを定める
アクセシビリティの遵守を0%か100%かで考えない
知識として抑えることで情報設計品質が向上する
音声読み上げの順序が引き起こす問題
アクセシビリティ観点でのレビューが情報設計を改善する
■2.2 OSが提供するアクセシビリティ機能を生かす
タッチデバイスならではのアクセシビリティ
操作可能なことを視覚的に示す
タップエリアを十分に確保する
音声読み上げを困難にする例
非テキストコンテンツのラベルが不足している
タイムベースのコンテンツが生む混乱
音声の自動再生が音声読み上げと重なる
ライブリージョンの不適切な実装
一貫性の欠如したレイアウト
フォントサイズ変更への対応
テキストのオーバーフロー
テキストの切れ
隣接する要素との間隔
モーダルやポップアップのサイズ固定
テキストのサイズに対してアイコンが小さい
■2.3 配色のポイント
文字、アイコン、記号の色
色だけで差分を示唆しない
■2.4 標準コンポーネントのポイント
必ずしも使わなければいけないわけではない
踏襲すべきところと改変してもよいところ
コラム UIの道具性とブランド演出を両立する方法
■2.5 チームとしてデザインするために
アクセシビリティを意識したデザインレギュレーション
複数デザイナーでも無意識に遵守できるしくみと工夫──デザインシステム

■■第3章 iOSのアクセシビリティ機能
■3.1 iOSのアクセシビリティ機能を体験しよう
■3.2 アクセシビリティ機能を試すための事前準備
ショートカットによる機能の有効/無効化
コントロールセンターによる機能の有効/無効化
アクションボタンによる機能の有効/無効化
■3.3 視覚サポート
VoiceOver
ズーム機能
文字を太くする
Dynamic Type
オン/オフラベル
透明度を下げる
ダークモード
コントラストを上げる
カラー以外で区別
色の反転
カラーフィルタ
視差効果を減らす
選択読み上げ
画面読み上げ
■3.4 身体サポート
AssistiveTouch
スイッチコント...

  1. 1.[書籍]

モバイルアプリは生活や社会の基盤といえる存在であり、だれもが利用できるものであるべきです。モバイルアプリの利用可能な状況を最大化するために、アクセシビリティは必要不可欠な品質です。本書の目的は、モバイルアプリのアクセシビリティ向上についての入口を示すことです。
第1章「モバイルアプリのアクセシビリティとは」では、アクセシビリティの概要を理解するうえで必要なユーザーのさまざまな利用状況、アクセシビリティに取り組む理由、ガイドラインについて解説します。
第2章「モバイルアプリのデザインとアクセシビリティ」では、アクセシビリティに対してのとらえ方を改め、UIデザイン全体に効能をもたらす有効な制作指針に転じるための考え方と具体例について解説します。
第3章から第5章では、iOSのアクセシビリティ機能の紹介、その機能をiOSアプリで生かすための実装方法、より使いやすくなる設計の考え方、アクセシビリティの自動・手動テストについて解説します。
第6章と第7章では、Androidのアクセシビリティ機能の紹介、その機能をAndroidアプリで生かすための実装方法、より使いやすくなる設計の考え方、アクセシビリティの自動・手動テストについて解説します。
付録では、WCAG 2.2の達成基準と本書の内容の対応関係を示すとともに、モバイルアプリにWCAGを適用する際のギャップと乗り越え方についても解説します。

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