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開国と治外法権 領事裁判制度の運用とマリア・ルス号事件

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フォーマット 書籍
発売日 2024年10月01日
国内/輸入 国内
出版社吉川弘文館
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784642737678
ページ数 346
判型 A5

構成数 : 1枚

序論 近代国際社会と領事裁判制度/領事裁判制度と遊猟問題(「不平等」条約と領事裁判権―イギリス公使オールコックとの交渉〈外国人遊猟の禁止/モス事件をめぐって/外国人逮捕規則をめぐる交渉/イギリス領事規則の公布〉/外国人の遊猟と御鷹場の廃止―幕府の決断〈御鷹場の状況/開港当初の遊猟問題/外国人の日本見聞記にみる遊猟/外国人遊猟の実態/御鷹場の廃止〉/外国人銃猟規則の成立過程―イギリス公使パークスとの交渉〈外国人逮捕問題に関する折衝―明治元年1案から四年4案まで/鳥獣猟規則の制定―明治六年5案から七年6案まで/罰金徴収権をめぐる攻防―明治八年7案から九年8案まで/日本公使による直接交渉〉)/ペルー移民船マリア・ルス号事件―イギリスの役割を中心として(マリア・ルス号事件と国際関係/マリア・ルス号事件裁判の再検討〈事件の発端/イギリス判事ハンネンの指導/第一の裁判の再開/判決と領事会議/船長による提訴/第二の裁判〉/ホーンビーの関与〈イギリス苦力貿易/マカオ視察記録/外交書簡下書き/意見書と「英文印行公告書」/苦力貿易の廃止〉/日本・ペルー条約と李鴻章〈ペルー使節の来日/ガルシアの意見書と上野の返答書/使節の待遇と李鴻章/パークスと条約交渉〉/マリア・ルス号事件の国内への余波〈居留地規則第四条の改正/芸娼妓解放令〉/マリア・ルス号事件とホーンビー)/幕末維新期の司法をめぐる諸問題(幕末期における償金問題と国際法―生麦事件償金の再検討〈最初の償金請求/日本人被害者と償金/フランスの償金請求と扶助金支払い/第二次東禅寺事件/生麦事件と償金支払い〉/幕末維新期の領事裁判と民事訴訟手続〈神奈川における英国領事民事裁判/外国人への訴訟手続〉)/まとめ

  1. 1.[書籍]

開国を果した日本は、欧米諸国と締結した不平等条約といかに対峙し国際関係を樹立していったのか。外国人遊猟問題やペルー移民船マリア・ルス号事件裁判を、イギリスの役割を中心に再検討。条約によって生じた紛争解決システム=領事裁判制度が、異文化を尊重する制度として効率的に機能したことを解明し、負のイメージ=治外法権の一側面に迫る。

作品の情報

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著者: 森田朋子

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