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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年10月01日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 吉川弘文館 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784642734417 |
| ページ数 | 336 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
序章=近世対外関係史研究の課題/I=十七世紀の東アジア世界と幕藩制国家(十七世紀中葉の幕藩制国家の異国船対策/宗門改役の成立過程/異国船紛争処理と幕藩制国家―一六六〇年代の東アジア海域を中心に―/十七世紀後半の幕藩権力と対外情報―一六七三年のリターン号事件をめぐって―/日蘭双方の史料から見えること―一六七三年の情報伝達を例に―)/II=幕藩制国家の対外政策と長崎(長崎聞役以前―天野屋藤左衛門・左太郎親子をめぐって―/天明期の長崎支配/寛政二年貿易半減令の再検討―オランダ貿易の視点から―/十八世紀後半の佐賀藩と長崎都市社会/ティツィングの日本史理解とその受容―馬場文耕の著作物を中心に―/終章=本書のまとめと課題
東アジア世界の不安定な情勢下、江戸幕府はどのような外交政策をとったのか。明から清への王朝交替や西欧諸国のアジア海域での競合、国内のキリシタン禁制など、複雑にからみあった政治的過程を解明。また、異国船が寄港する対外関係の窓口、長崎に注目。幕府から派遣された奉行や地役人による複合的な都市社会を、対外政策の展開とともに考える。

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