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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年11月11日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 共立出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784320009431 |
| ページ数 | 168 |
| 判型 | B6 |
構成数 : 1枚
1 植物のフェノロジー
1.1 私とフェノロジー研究の出会い
1.2 フェノロジーとは
1.3 植物の様々なフェノロジー
2 いつ花を咲かせるのか?
2.1 植物が作る四季?
2.2 花の季節
2.3 フェノロジーの段階
2.4 樹木と草で違う?
2.5 「定量的に比較する」とは
3 植物の種多様性を知る
3.1 東南アジア研究のきっかけ
3.2 ベルトトランセクト法
3.3 熱帯植物調査の壁
3.4 分類学との出会い
3.5 未記載種か否か
3.6 調査地への恩返し
4 ところかわれば花かわる
4.1 未知のフェノロジー記述に挑む
4.2 ベトナムの熱帯山地林のフェノロジー
4.3 種間で同調する?
4.4 フェノロジーの緯度勾配
5 過去をさかのぼる
5.1 暖冬だと早く咲く?
5.2 ハーバリウムとは
5.3 標本の保管
5.4 標本の存在意義
5.5 標本の整理
6 伝え広めるために
6.1 研究者のアウトリーチ活動
6.2 オンラインでの発信
6.3 子どもに伝える
6.4 伝える発信
6.5 広める発信
7 研究者って何者?
7.1 なぜ研究するのか
7.2 研究者をめざしたいあなたへ
7.3 研究者の資質
7.4 博物館学芸員と研究
引用文献
あとがき
植物フェノロジーの研究と博物館キュレーターへの招待(コーディネーター 巌佐 庸)
索引
新芽を広げ、花を咲かせ、実をつける。植物の季節的な現象(フェノロジー現象)は魅力的であるが、日常生活における風景としか捉えられないことが多い。 しかしながら、その現象は、じつに豊かで複雑で、面白さにあふれている。
本書は、そんな植物のフェノロジー(特に、開花フェノロジー)に着目した初めての和書である。植物生態学・分類学の専門家で、国立科学博物館の現役キュレーターである著者が、写真や図を豊富に用いて、過去の研究、野外調査や仕事の様子を紹介しながら、前提知識なしでも理解できるよう易しく解説する。
本書は、「卒論提出3か月前テーマ変更事件」が発生したところから始まる。読者に語りかけながら話は進んでいき、随所に散りばめられたこのようなエピソードから、著者の人柄が伝わってくるような構成となっている。
フェノロジーは近年、地球温暖化との関連からも、国際的に注目されているトピックである。フェノロジーに興味のある方はもちろん、植物学全般に興味をもつ方にも広く薦められる書籍である。

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