書籍
書籍

日本近現代文学史への招待

0.0

販売価格

¥
2,640
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2024年11月01日
国内/輸入 国内
出版社ひつじ書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784823412400
ページ数 354
判型 A5

構成数 : 1枚

はじめに 日本近現代文学史への招待

第1部 前近代と近代(~1890)
1章 明治初期の戯作・実録 菊池庸介
2章 明治初期の翻訳文学 野口哲也
コラム1 著作権と文学 尾崎名津子
コラム2 自由民権運動と政治小説 村田裕和

第2部 近代文学の黎明期(1890~1900)
1章 言文一致と小説 山﨑義光
2章 小説に描かれた社会層 山﨑義光
3章 ロマン主義とナショナリズム 村田裕和
作品紹介 徳冨蘆花『不如帰』 野口哲也
作品紹介 泉鏡花『高野聖』 野口哲也
コラム3 写生と情景描写 山﨑義光

第3部 近代文学の成立期(1900~1920)
1章 自然主義文学と〈家〉 岡英里奈
2章 大逆事件とその余波 森岡卓司
3章 〈私〉の表象 山﨑義光
4章 口語自由詩 佐藤伸宏
作品紹介 近松秋江「別れたる妻に送る手紙」 森岡卓司
作品紹介 有島武郎『或る女』 尾崎名津子
コラム4 唱歌と民謡 野口哲也
コラム5 大杉栄とその周辺 村田裕和

第4部 世界大戦の戦間期(1920~1940)
1章 アヴァンギャルドからプロレタリア文学へ 村田裕和
2章 モダニズム文学と都市文化 仁平政人
3章 文芸メディアの展開と昭和のロマン主義 尾崎名津子
作品紹介 小林多喜二『蟹工船』 村田裕和
作品紹介 岡本かの子『鮨』 尾崎名津子
コラム6 検閲と文学 尾崎名津子
コラム7 精神分析の変容 仁平政人

第5部 戦中から高度成長期(1940~1960)
1章 戦時下の文学と地方 高橋秀太郎
2章 「無頼派」と戦後 尾崎名津子
3章 東西冷戦体制と大江健三郎 高橋由貴
作品紹介 谷崎潤一郎『細雪』 高橋秀太郎
作品紹介 大岡昇平『野火』 森岡卓司
コラム8 「読書感想文」の成立 森岡卓司
コラム9 車夫の形象と大衆社会 山﨑義光
コラム10 戦後メディアの変容と社会派推理小説 岡英里奈

第6部 大衆化の完成期(1960~1980)
1章 「私」の輪郭溶解 仁平政人
2章 原爆文学・フェミニズム・環境問題 友田義行
3章 江藤淳 アメリカと言語空間 塩谷昌弘
作品紹介 三島由紀夫『美しい星』 山﨑義光
作品紹介 井上ひさし『吉里吉里人』 友田義行
コラム11 植民地支配と「他者」の日本語文学 原佑介
コラム12 「日本再発見」と地方へのまなざし 仁平政人

第7部 高度消費社会(1980~2000)
1章 「大きな物語」の失効と「郊外」のポストモダン 森岡卓司
2章 サブカルチャー 押野武志
3章 個人の時代の生きづらさと社会 泉谷瞬
作品紹介 いとうせいこう「ノーライフキング」 山﨑義光
作品紹介 松浦理英子『親指Pの修業時代』 泉谷瞬
コラム13 宮沢賢治とサブカルチャー 押野武志
コラム14 戦後批評から現代批評へ 塩谷昌弘

第8部 21世紀の文化状況(2000~2020)
1章 ゼロ年代のセカイ系 押野武志
2章 女性作家と身体 遠藤郁子
コラム15 「ジャンル」と文学史を考える 泉谷瞬

年表 日本近現代文学の主な作品と社会の動き
執筆者紹介

  1. 1.[書籍]

19世紀後半から21世紀の現在にいたる日本の近現代文学を8つの時代に区分しテーマを立てて読解しながら紹介する。これから近現代文学の作品を読んでみたい人向けの入門書で、読解の例、文学をめぐる文化史として読める。本書の読者が、自分で作品を手にとって読んでみたくなることがねらい。
執筆者:編者の他、泉谷瞬、遠藤郁子、岡英里奈、押野武志、菊池庸介、佐藤伸宏、塩谷昌弘、高橋秀太郎、高橋由貴、友田義行、原佑介

作品の情報

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。