偉大なるギタリスト/ヴォーカリスト/コンポーザーとしてロック・ミュージック・シーンの頂点に立つアーティスト、エリック・クラプトン。"スローハンド"なる愛称を持つエリック・クラプトンは現在79歳と高齢ながらも第一線で活躍し、様々なミュージシャンに多大なる影響を与え続けるスーパー・ミュージシャンである。そんな彼が様々な時代で展開する創作活動の中で貴重な1980年代のライヴ・アーカイヴがリリースされる。
このエリック・クラプトンのライヴ・アルバムは、彼の1985年のソロ・アルバム『ビハインド・ザ・サン(原題:Behind The Sun)』のリリースを受けて、同年2月27日のスコットランドのエディンバラを皮切りに、12月6日のイタリアのミラノまで計80ヶ所を廻るワールド・ツアー〈Behind The Sun Tour〉の中で同年6月25日のニューヨーク州サラトガ・スプリングスで行われたコンサートの模様をアメリカの人気音楽ラジオ番組〈King Biscuit Flower Hour〉用として収録したものである。
本作はこの放送時の音源によるライヴ・アルバムであり、カバー・ソングやアンコールを含めてコンサートの模様を完全収録、この当時のエリック・クラプトンのライヴ・パフォーマンスが堪能できる貴重なアルバムである。
『ビハインド・ザ・サン』は「フォーエヴァー・マン」「シーズ・ウェイティング」という2つのスマッシュ・ヒットを記録した楽曲が収録されており、エリック・クラプトンにとってアルコール障害を克服した後の久々のヒット・アルバム(全米アルバム・チャートNo.34)である。このアルバムの収録楽曲を中心に過去のソロ・アルバムの代表曲やクリームやデレク・アンド・ザ・ドミノスの楽曲を交え、この時点でのベスト・オブ~的なライヴ・パフォーマンスを展開する。またバック・バンドには今は亡き名プレイヤーのドナルド・"ダック"・ダンやソロ・ヴォーカリストとしても大成するマーシー・レヴィ、さらにブリティッシュ・ロック・シーンの名セッション・プレイヤー、ティム・レンウィックなどを配しパフォーマンスをより完璧なものに仕上げているだけに、クラプトン・ファンにとっては必携モノのライヴ・アルバムだ。
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ライナー・ノーツ対訳付>
エリック・クラプトン (g, vo)
ティム・レンウィック (g)
クリス・ステイントン (kbds)
ドナルド・"ダック"・ダン (b)
ジェイミー・オールデイカー (ds)
ショーン・マーフィー (vo)
マーシー・レヴィ(vo, hmc)
発売・販売元 提供資料(2024/10/01)