1951年1月31日、イギリス人の父とコロンビア人の母の下に生まれ、幼少の時にキューバ、ベネズエラといった南米で過ごし、そこでの音楽体験が現在の彼の音楽性やギター・スタイルに大きな影響を与える。1970年にカンタベリー系アーティストと共に自己のバンド、クワイエット・サンを結成するがレコード契約には至らなかった。その後オーディションを経てロキシー・ミュージックに参加し、ブライアン・フェリー、アンディ・マッケイらと共にヒット・アルバムを数多く制作する。また並行してプロジェクト・バンド801でのライヴ活動やクワイエット・サンとしてのアルバム制作、さらにはソロ・アーティストとして精力的に活動する。ロキシー・ミュージック解散後はギタリストとしてだけではなくコンポーザーやプロデューサーとしても一線で活躍、ピンク・フロイドのニュー・アルバムにもプロデューサーとして参加、そして全編インストゥルメンタルで構成した久々のロック・サウンドのニュー・アルバム『ザ・サウンド・オブ・ブルー~蒼の追憶(原題:The Sound Of Blue)』をリリースした。今回、初期の名三部作と現時点で最新ソロ・アルバムである『ザ・サウンド・オブ・ブルー~蒼の追憶』を、ボーナス・トラックを追加したハイブリッドSACDとしてリリース!
今やブリティシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンを代表するギタリスト、コンポーザー&プロデューサーであるフィル・マンザネラが満を持してリリースしたギター・アルバムである『ザ・サウンド・オブ・ブルー~蒼の追憶』。全曲インストゥルメンタルで構成された本作は正にフィル・マンザネラのマルチ・アーティストとしての全てを才能を投入した力作!ボーナス・トラック1曲を追加収録したハイブリッドSACDとしてリリース。
輸入盤国内仕様
*E式ダブル限定紙ジャケット仕様
*フィル・マンザネラによる解説コメント対訳/楽曲解説付
*SACDハイブリッド
(通常のCDプレーヤーおよびSACD対応プレーヤーの両方で再生可能。対応プレーヤーではSACDの高音質がお楽しみいただけます)
フィル・マンザネラ (g, vo, kbds, fl, tiple)
アンディ・マッケイ (kbds, sax)
ハヴィエ・ウェイラー (ds, perc)
ヤロン・スタヴィ (b)
セス・スコット・ドゥーチャー (fl)
ロス・スティーヴンス (vn)
アンドレス・メサ (kbds)
パディ・ミルナー (kbds)
ソニア・ベルナルド (vo)
マルコ・サンタナ (conga)
パオロ・フロセラッティ (conga)
ハビエル・ゴイエス (perc)
フェリックス・タナー (va)
ロス・スティーヴンス (vn)
デイジー・ヴァタラーロ (cello)
エミール・チャカロフ (vn)
イザベル・ペレイラ (va)
ローラ・アンスティ (cello)
マルシア・ハイネス (vn)
発売・販売元 提供資料(2024/09/30)
ロキシー・ミュージックの奇才ギタリストが、33年ぶりにインスト・アルバムを発表! サンタナばりのラテン・ロックをはじめ、プログレやアンビエント、ファンクや中東音楽など曲によってまったく異なるアプローチがなされていて、キャリアを総ざらいしたような圧巻の仕上がりです。マンザネラの"K-Scope"をネタ使いしたジェイ・Z&カニエ・ウェスト"No Church In The Wild"の逆カヴァーも話題を呼びそう!
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.378(2015年4月25日発行号)掲載)