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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年10月16日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 山と溪谷社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784635230193 |
| ページ数 | 192 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
■内容
はじめに
1章 渡り鳥が世界をつなぐ
鳥の渡りってなんだろう/鳥の長距離移動記録/東京と福岡のユリカモメ、どこか違うの?/越冬地の発見/先端技術と標識調査/ハマシギはどこから来るのか/足環で判明したツル類の生態/ツバメの越冬地を求めて/ 渡り鳥と共に世界へ羽ばたく ~渡り鳥と国際協力~
2章 鳥はどれくらい生きる?
毎年来るツバメは同じツバメか/長生きする鳥たち/小鳥も案外長生き/蕪島のウミネコ個体群/アマミヤマシギの奇妙な生活/絶滅の可能性を評価する
3章 鳥たちにせまる危機
福島潟での長期調査からわかったカシラダカの減少/温暖化で変わる?鳥たちの渡り/トキの野外個体群を追う/鳥類標識調査が生息地保全に貢献
4章 標識調査でわかる、あんなことこんなこと
「メスの成鳥!」「性不明の幼鳥!」~性別や年齢と標識調査/多くの情報を秘めた足環つきの標本/ヤンバルクイナの発見/隠蔽種の発見/「そこにどんな鳥がいるか」を知るためには/人獣共通感染症と渡り鳥
5章 鳥類標識調査について
鳥類標識調査100年の歴史/世界各国の鳥類標識調査/日本の鳥類標識調査/バンダーになるには/標識のついた鳥が発見されたとき
コラム
「幸福な王子」が教えてくれること/皇居の鳥たち/山岳バンディング/足環の回収記録が生き別れた親子をつないだ物語/日本鳥類標識協会とは/標識調査と山階鳥類研究所/標識調査への批判に応える
渡り、寿命、そして危機――100年続いた調査からわかる、野鳥の興味深い最新の生態を紹介。
「毎年来るツバメは同じツバメか?」「小鳥も案外長生きする」「スズメの数が減っている」――本書では100年続いた調査から明らかになってきた興味深い鳥の生態を紹介。鳥に足環などの標識をつけて放す「鳥類標識調査」では、渡り鳥はどこから来てどこへ行くのか、鳥は何年生きるか、身近な鳥の数が減っているなど、様々なことがわかります。本書では、日本で唯一の鳥類研究所「山階鳥類研究所」の専門家が、この鳥類標識調査からわかったことを解説しました。
絵本作家・鈴木まもるによるイラスト解説付き

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